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月寒あんぱんのひと…金カム200話感想。

2019.05.31 07:44

※ゴールデンカムイの感想です。ガラかめじゃないです。絵と文は私のうろ覚え。れーろ!


きん…かい?

金塊争奪戦のお話はどこへ行ったんでしょうね。久しいね…。

そして

ゴールデンカムイの真の主人公は尾形ノーパン百之助だね!(最近そう思ってる)今回はカッコいいと思いました。

では…記念すべき200話の感想を…(200話なのに杉さん活躍しない…)


前回でめっちゃ高い三輪バイク大破してなぜかハンドル部分だけ握りしめ半裸で疾走する鯉登パパと袖だけちぎれた鶴見。

目的地の五稜郭に到着、鶴見が裏から突入し鯉登父は表から注意を引き付ける。と鶴見の提案。素直に従うパパ上。やさしい。


鯉登音之進は最後に暴れてやろうと抵抗する。しかしすぐとっ捕まえられ抑えられた。

「殺せ…!最後に戦うて死んだとわかれば父上も少しはオイを見直すじゃろう」

犯人二人は静止した…。


そこに追いついた父上がクイーンのフレディばりの登場で音之進!と叫ぶ。


オトノシーーーン!!


びっくりした、何このオマージュ。ハンドルがマイクスタンドじゃん。パパ。


お堅い父上もお笑いに…。


一度は息子をあきらめた父だが息子の言葉にこらえきれずやってきた。

もう殺されると思った息子は父上が自分のために助けに来たことに驚く。まさか。

平行線だった親子の絆を結ぶときだ。

しかし…犯人の一人が部屋の外に出て父上を後ろから殴り気絶させる。

顎を殴ると脳に振動が来て気を失います。ちょっと怖いですねこの殴り方。

残った白い帽子の犯人は父上が来たことでチッと舌打ち、音之進の頭に銃を突きつけ「ボンボンが」。息子を柱に縛り付ける。

そして退場…。部屋の外で銃声が何発も鳴る。

音之進は父上が撃たれてると思ったが…ドアを開けて現れたのは…

鶴見中尉だ。汗をかき衣服は袖がもげシャツははだけて今応戦したところといった風に。

あなたは…

やっぱりまた会えたね。


気絶した父上は気が付いた。音之進をほめる、わらう。よう戦うたな、誇らしかぞ。

涙する息子‥。

親が笑うのはいつぶりだろう。兄がなくなって以来か。


犯人の男が食べさせた月寒あんぱんは歩兵第25連隊だけ配られているもので最近までここは陸軍が使っていたから誰かが忘れていたんだろう。

(犯人が食べさせたものは古いものだったのか?お腹壊さなかったからそれとも新しいものか?)

あの時の月寒あんぱんの人が自分を助けてくれるなんて…

運命の人!!

まるで紫のバラの人!…


意味もなく鯉登パパのサスペンダー引っ張ってパチンて乳首にあてる鶴見さん。もす!

そんな和やかな一件落着をしてる鶴見の後ろでは…

3人の兵隊さんが後処理をしていた。

誘拐犯3人のうち、馬に乗ってた男は鶴見が三輪車から射殺したので残る二人も先ほど射殺した。

顔を見るとロシア人らしき顔だ。ロシア政府と結びつけることは期待できませんな、と鶴見。なので今回の誘拐劇は無かったことにするんだろう。


それから音之進は海軍ではなく陸軍士官学校に合格。父は海でも陸でも将校になってくれればよいと。

鶴見は仲の悪い海軍と陸軍の橋渡しをしてくれる貴重な人物にいずれなることでしょうと。

この頃から鶴見の前では緊張して早口になった音之進…。

兵営の踊り場ですれ違う一人の軍人。

…若き尾形だった。

にらみ合う鯉登と尾形。

(この時鯉登父は花沢父そっくりの百之助を見ても何も思わなかったのかなあ。それともあえて気づかぬふりをしたのかな。気づかんかったか)


・・・

そしてやっと、現在に戻って隻眼の尾形と鯉登の対決。

私の予想では


と予想してみたんですが…正解は…

尾形が鯉登の顔を足で殴りました!銃で撃とうにも外に谷垣と白石がいたので銃声が出せないらしい。へえ…。

足先で殴る様はサッカーボールキックかな。今まで尾形の股間はふんどし姿も描かれないほどに守られていたのに今回…股間が見え…黒いけどね。ああ…そこは見えないようにしてほしかった。


そばにいた医者や看護師にはシーっと静かに促す尾形。

外にいたアシリパは目撃する。尾形が馬に乗って逃げていく!!

杉元に(尾形を)撃つのか?とアシリパ。馬を狙うと杉元。

杉元が銃で馬を狙う。しかし当たらない。

尾形は両腕を広げ、ははッとあざけるように去って行った。後ろを振り向きながら…。

…(元気になって戻って来い ぶっ殺してやるから)杉元はそう誓う。アシリパさんは不殺のままで。

アシリパの毒矢で死にかけで今のままでは殺せないから回復したら俺が殺してやる、と。


以上です。


殺意と決意の約束(エンゲージ)。と末文にありますが、え、杉元と尾形は婚約?って思った私はちょっと頭痛してます。


んーーー…今週でやっと終わった鯉登の回想。やはり鶴見劇団の仕業でしたね。

鶴見の大きな野望には海軍に「仲間」がいないといけないから陰がある親子を狙った誘拐劇でしたね。リサーチしたんでしょうな、どの海軍将校に恩を着せようかと。情報将校怖いな。でもこれのおかげで鯉登親子は仲良くなれたわけだし…複雑だ。


以前書いた誘拐犯3人は誰なのか…↓

宇佐美は入ってほしかったんですよ。宇佐美と尾形と一緒の姿が見たいので。

さあ、答えは・・・↓


この3人でした!やっぱり菊田さんか…。兄さあじゃなかったのか。生きてると思ったんだが。

月島ああんは…つらいなあ。いろんなことも含め鯉登ちゃんに仕えてるわけで。父上殴ってるし…。※鶴見さんが殴ったのかな?

クソ尾形は…予想通りか。音之進の背中をさすってた様子を見て私は兄さあかな?って思ったんですが尾形だったなんて。どうやら「お前も俺と同じ実父に見捨てられ死ぬ運命なんだぜ」っていう慰めの同情心でさすったみたい。しかし父上が助けに来たのでチッと。なんだお前も祝福された人生かよって思ったのか。

「ボンボンが」(ロシア語)

この言葉を2度聞いた鯉登ちゃんは何か気づいただろうか。

あの声は尾形であの時いた兵士は尾形と月島…月島に何か言うだろうか。どうだろうな。

それにしてもあの時の犯人役だった3人の肩章。「2?」しか見えない。彼らは27連隊だが25連隊のふりをしているのかな。ばれないように。袖章も無いし。


最後、尾形が両腕を広げ逃げるさまは谷垣戦を思い出させる。シーっと静かにさせるしぐさも過去にあったものだ。

洋画で見たような場面がこの漫画は多い。私はあまり映画は詳しくないがこの両腕を広げるシーンはどこかで見た。「シャイン」か「ショーシャンクの空に」。あるサイトでは「ダンスウィズウルブス」。色々調べたらこの「馬を放つ」っていうポスター写真が近い感じ。映画は見たことないが。まあ、よくあるシーンなのかな。


杉元は視野角がせばまっていると私は思う。頭を撃たれる前から。だから命中率が低い。

銃が下手、ですまされてるけどなんだかな。

最後尾形を撃つシーンも一応狙ったんだろう、馬を。でも当たらない。尾形からしてみれば、さあ、当ててみろよ、っていう挑発だ。ここで撃たれ死んでもかまわないんだろう。

本当はもっと前に死んでいたんじゃないかな、尾形って。でも人気キャラだから生きのびる方向になった。杉元と対になる感じに。って私の妄想です。


…尾形主人公の漫画ですよね。彼が話を動かしている。杉元さんはもう金塊探ししないと!!そうだよ、個人の掘り下げじゃなく暗号だよ!

あーでもその後の尾形物語読みたい…あれからノーパンで乗馬して股ずれして痛いだろうし目の処置も後々要るだろう、どうやって北海道戻ってくんの?どんな姿でまた杉元と会うの?

それとソフィアさん。どうしてるのかな。

まあいいけど。

とにかく、金塊の暗号解読はよ!



ではまた。乱文失礼しました。


*印連発回か…。