レトロな缶に惹かれる

香港島の上環から中環にかけては昔ながらの乾物屋や漢方屋、そしてスパイス屋が残っている場所です。

「からだによさげな香港の旅」の散策途中に見かけた問屋さんの入り口。お店自体は地下にあり、入りにくい雰囲気。一般売りはしていないように感じました。

お店の前に置いてあるショーケースにはスパイスパウダーのレトロな缶が並んでいます。明らかに今は使われていないので、お店の看板代わりかな。

香りの強い香辛料を日常的に使うのは南国ならでは。実は中華料理には西洋料理と共通するスパイスがたくさん使われています。

カレー粉のほかにナツメグ・パセリ・スターアニス・クローブ・コリアンダーなど香り高いスパイスパウダーたち。どんな料理に使われて食卓を賑わわせていたのか･･･想像が膨らみました。