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ひとりごと 〜選択肢 〜

2020.04.27 03:14

私はよくヨガのレッスン中に


「 自分の心地が良い方を選びましょう 」といいます。


これは、自分にとって楽な方を選びましょうって事ではなくて、 「 自分 」に「 選ぶ」という選択肢があるという事を伝えたいからです。


私たちの人生は選択の連続です。


1日だって、選択をしない日はない。


朝起きて、何をするのか、

何を着て出かけるのか、

どこへ行くのか、

何を食べるのか…


全て自分の意思で選んでいます。


選べない環境だってあるかもしれません。


八方塞がりで行き場がなくなったように感じる事もあるかもしれません。


だけど、


心だけは自由で

そこから何を選ぶのかは自分の意志です。



誰も心までは縛れない

その場所は、みんなが持っている聖域です。


その場所で、どんな心を育てますか?

どんな風に自分に語りかけますか?



誰よりも自分を縛り付けているのが自分だということがあります。


アーサナの練習の時にもあります。


例えば、「座った前屈をしたい。」と思った時、息が止まるほど無理に前屈をしてしまう事があります。その選択をしたのは自分の心です。


「やりたい」が、ハムストリングや臀筋が硬いなど様々な理由によりストップをかけている、身体の反応を無視して前にグイグイ押し出します。


息が止まるほど前屈をすれば、身体は震えるし頭には血がのぼります。

頭に血がのぼれば、心は興奮して怒りが湧いてきます。

「 なんで!出来ないんだ‼︎」と自分の身体を責めるかもしれません。


でも、身体はこの先にはいけないってサインを出してました。意識はそれを聞いてはいました。ですが、それを聞かない選択をしたのは自分の心です。


反対に「 わたしには出来なから 」と思い、途中でやめてしまえば、ずっと前屈は出来ないでしょう。


「 やる 」「 やらない 」「 進む 」「 後退する 」「 待つ 」


私の心が真実であるように感じさせますが、



全ては自分の思うがままに…

選択肢は自分の手の中にあります。



そして同時に覚えておいて下さい。



その選択肢は自分の分しか与えられてません。



わたしたちは時々



自分以外の人の選択を選ぶことは出来ないのに、人の選択権を手にしようとします。


自分の選択権を、誰かに渡そうとします。



誰かの選択権を自分と同じように思えば、

選択が違う時に諍いが起こり、そこに裁きを下してしまいます。


自分の選択権を誰かに渡せば、

自分の人生の責任を誰かの責任に転嫁にしてしまいます。



どんなに愛している人でも、

信用している人でも


最終的な選択権は

誰も奪えないし、誰からも奪われないものです。


自分が聖域を持つように、

相手も聖域を持っています。


何人も聖域を侵してはいけない。

侵すことはできない。



私は、そんなことをヨガの練習の時に「 心地がいい場所を選ぶ 」という行為を通して感じることが出来ました。



それによって、私は身に起こる全てのことを、誰のせいにもしなくなりました。それで生きていくのがすごく楽になれたので、伝えるようにしています。



「 心地いい 」って何?って自分の中に潜っていって感じたお話はまたいつか…。




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