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終身雇用が終わり、変わり行く先は…

2019.06.01 04:25

どうも、サンエツ電機の高橋です。

ついこの間、テレビやニュースでも報道されていた終身雇用について触れたいと思います。


なぜこれに触れるかと言うと、若干説明不足なんじゃないかなと思い、補足してみようかなと思い記事にしました。


まず、終身雇用が難しくなると経団連が発表し、すぐさまトヨタも同じような内容で発表していました。

多くの人が見聞きしたのではないでしょうか?


それに日本でもトップを走る企業トヨタからの発表ということで、かなりの衝撃があったのではないでしょうか?



じつは、この終身雇用の終わりが違うとこと間接的でかつ密接的に関連してくることがあります。

ます、トヨタやコカ・コーラ等の企業で相次いで45歳以上の希望退職者を募っているということです。

なぜ45歳以上かと言うと、やはり高給取りであることが第一です。

また、高給取りになると会社負担の社保なども大きく影響してきます。


ようするに経営を軽くしていくために固定費を減らすため、大きな割合を占める人件費の削減を目指すということです。

足りない労働力を外注に発注し変動費にて運営していくんですね。



つまり、会社組織には社長や役員と役員候補いわばエリートのみで組織し、あとは専門家・労働力など外注し必要ないときに無駄な人件費を削ることができます。




では、そうして退職していった人達どうなるのでしょうか?

再就職先でいまと同等の年収の仕事につける人は、僅かでしょう。

つまり、大多数は年収が減る職種につき働くことになるでしょう。


となると、以前に記事にも書きましたが、中間層の年収の人と下層の年収の人達が混ざって中間層の人がいなくなると書きましたが、ますますそのような状況が加速してきました。


終身雇用の終わり…と字面のまま受け取ってしまうのではなく、その結果、どこがどう影響して変化していくのか知っておく必要があるのではないでしょうか?


言葉のまま、ただ受けとるだけでなくその先になにがどう影響するのか長く深く一歩でも多く、長期かつ広域的に視野を広げる努力も必要になると思っています。