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河童は水子の落とし子ですか⇒日本人は愛し得るか

2019.06.01 13:49

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3560366.html   

【河童は水子の落とし子ですか⇒日本人は愛し得るか】

気分のいい話ではないですが お尋ねします。

口減らしのため 生まれた途端に間引きされた子は こけし人形を生まれしめ そのあと座敷わらしを語りつがしめました。

 堕胎のばあいの水子は 河童となって自らの霊をこの世にただよわせたと言います。

(ちなみに 座敷わらしの場合は ほんものの幼児が家の中で育てられていて そこにいる気配がするという事例も 別様にあるそうです。村で決められた間引きをしなかった・それでひそかに育てていたという場合です)。

一種の社会政策として 食い扶持を減らしたという場合は ゆるされませんが 咎められないかも知れません。

 けれども 妊娠中絶という子殺しは 認められるでしょうか。これまでの事実を認められないと言おうとするのではなく 何かいい方法はないものかと考え合いませんかという質問です。

妊娠中絶という子殺しは 認められるでしょうか。

事実を認められないと言おうとするのではなく 何かいい方法はないものかと考え合いませんかという質問です

ですね、中絶しないで済む方法はあります。養子です。育てられないというだけで見殺しするのは辛いのならそういう手段もあります。

事情があってどうしても生めない子供を宿しても産婦人科に行き、妊娠が確定しても「育てられません」と相談します。何らかのルートで「養子コーディネーター」を紹介してくれます。出産までコーディネーターから養生費は渡されます。しかし、産んでから我子を抱くことはできません。「やっぱり他人に渡したくない、私の子供です」なんて情が湧いたらいけないからです。戸籍のない幼児のパスポートというのも実はあって外国へ渡ることもあります。人身売買がましなのか中絶か…悩ましい問題ですが。そういう知識は学校では教わりません。知らずにやってしまうと知っていて犯すことより遥かに危険です。教育現場でそこまで突っ込んだ性教育をするべきですね。

以前読んだ朝日新聞出版「海を渡る赤ちゃん」からの情報

実は日本人の子供というのは最も高値で取引されています。色も白く、薬物や病気のリスクが少なく性質も穏やかで育てやすいと信じられているからです。韓国は養子に出すことが多いので有名ですね。アメリカは養子受け入れ大国ですが「自由の国」というはすでに幻想で、犯罪、差別、格差、控訴、自己責任と社会が冷い反動で庶民の個人レベルでのボランティアが盛んなのですよ。日本は人的なボランティアより社会の体制を整えることで誰でも自由に行きたいところへ行き話せるよう政治が動いています。だから日本は今でも充分根明だと思っていますよ。

昔は日本も家庭の事情で子供を家庭に養子に出したり奉公に出したりしましたが、行政の支援が整っていなかったから庶民の間で助け合いは当然のこと。今は血の繋がりや戸籍が違うと相続で揉めるとか、世間や家族にも気にしてしまいますが、昔の大衆は根明でもっと大きな連帯感があったのです。価値観が大らかでしたね。

昔の口減らしにされた赤ちゃんは最も弱者です。しかし親も強くあれなかったのです。弱いものがもっと弱いものを助けては共倒れるばかり。弱者不存在という世界は理想のようで、無理です。知識や経験や利己心を使って人を傷付けないという大衆が権威ある強い国に必要な人だからです。

弱いものを助けるなら強くなければいけない。そういう道理があるので個人で出来ないことは行政が、行政が動かなければ大衆からの革命家を待つしかないのかもしれません。

日本人は これからも世界の隅々まで さらに出て行って そのよさを発揮する機会が多くありそうに思います。われわれの社会生活の仕方といったことの歴史的な伝統を誇ってもよいし そのよさを伝えて行ってよいと考えます。

そのとき ふと この水子すなわち河童の話しが われわれの前に立ちはだかっているのではないかと思いました。

 世界に出ると言えば 共生という意味で 人を愛し得ることは 不可欠の条件であるはづです。それには 水子のような習慣を 平気で たずさえていては 生存の基礎がゆるがせになっており これでは 人を愛し得るか はなはだ疑問になります。

このような点について みなさんの忌憚のないご意見をうかがわせていただきたいと思いました。よろしくどうぞ。