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プラーナの本質と呼吸法

2019.06.02 06:47

facebook赤澤 篤資さん投稿記事

最近、いろいろな人&魂が訪ねて来られるので

落ち着いて瞑想ができなかったのですが、久々

に修行ができましたので、いくつか覚書にしと

こうと思います。

ヨガで「プラーナ」と呼ばれるものがある。

これは森羅万象に遍在する「宇宙生命力」で

「気」「風(ルン)」「聖霊」などと他の教えで

呼ばれているが、すべて同じものを指している。

そして、このエネルギーを呼吸によって効率よく

体内に取り入れる方法が呼吸法(プラーナヤーマ)

である。この実践方法には大切なポイントがある。

ただ呼吸することで「プラーナ」が吸収されるの

ではなく、「このプラーナ」に深く集中していな

いと効果がでないということ。そして、身体の

弛緩(リラックス)と心の完全な開放が必須となる。

つまり「一切の緊張が消えている」ということだ

(この三つのポイントは絶対に外してはいけないね)

なぜならば「このプラーナ」は極めて微細である

ため、心身が寂静でないと正しく掴まえることが

決してできないからだね。

たとえばだが

みなさんが空中に漂っている綿毛を掴もうとする時に

柔らかい繊細な手と精神集中した心が必要なのと同じ

である(いいたとえになっているだろうか?)

心に何ら拘りがなく(そのために瞑想)身体はゆったり

(そのためにアーサナ)し、もしあなたが完全に拡がり

大きくなった感覚になっていけばいくほど、大いなる

宇宙生命力(プラーナ)は、あなた自身に流入、融合、

統合、合一のプロセスを繰り返していくのだ。これが

真実の仕組みだから、修行してしっかり体感するだね。

ちょっと別の視点から

このプラーナは、たとえば酸素(元素)に生命力を与えたり

電場や磁場にも生命力を与えている根本エネルギーである。

この「宇宙生命力」は、森羅万象(元素)に遍在しており

すべてを構成する原動力であり、すべてを吸い込む力。

つまり、森羅万象の創造と破壊の呼吸をしている実在。

「作用と反作用」「積極的と消極的」の顕れでもある。

そしてヨガ修道者は「これこそが(宇宙精)神の活動の

いる姿(実在)」と純粋に観照することになるんだね。

ではちょっと視点(次元)を落として

私たち生命体には三つの呼吸(入出作業)がある。

一つは、情報の呼吸(入出作業)である。

二つは、食物の呼吸(入出作業)である。

三つめが(今回証した)生命力の呼吸である。

この三つの呼吸は、皆さんの心の成長レベルによって

自分の必要と思うモノコト(エネルギー)は、体内に

浸透し蓄積され、不必要とされるモノコト(エネルギー)

は(同化しないで)排泄される仕組みとなっている。

これでピンとくる方もいらっしゃるでしょうが

「この生命の実相と実践」は、ヨガ修道者には

大変重要なので、またつづきにします。