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フィルムカメラでスナップを

野間小旅行with CANON50mmf1.8

2019.06.02 08:16

ふと夕陽の写真が撮りに行きたくなると訪れている知多半島の野間灯台。


名二環が開通してからは、自宅から車やバイクで1時間半程度で行ける気軽なドライブコースです。


しかしたまに車やオートバイを運転するのが酷く億劫になる時があります。


汽車に揺られて本を読んだりうたた寝をしたりしているうちに目的地に着けるのであればそれに越したことはありません。


そこで野間灯台までの最寄の駅を調べてみると、名鉄線にそのものズバリの「野間」という駅があります。


しかし地図で調べてみると、駅から灯台までは約3kmあります。

大人の足で普通に歩いて45分。


まぁ行けないことはないだろうと汽車に乗り込みました。


そして予想はしておりましたが、その予想を覆すほどに駅周辺は何もありません。

ほぼ360度田んぼに囲まれています。


幸い暑くも寒くもない気候ですので、気持ちよく海に向けて歩き始めました。

本当に海辺の小さな街ですが、撮るものにはそれほど苦労しません。


案外楽しく撮り歩いているうちに海が見えてきました。

この時間の堤防には釣り人がたくさんいます。

ほどなく野間灯台に到着です。

ちなみにこの日のカメラはライツミノルタCL。

レンズは前回記事にしたLマウントのCANON50mmf1.8です。

平日にも関わらず、夕暮れの海辺にはカップルがたくさんいました。

ここは以前から、「ここに鍵をかけると恋が成就する」とかなんとかそんな言い伝えがあるようです。

カップル達がかけた鍵がたくさん並んでいます。


鍵は目の前の売店で売っているようです。

ここで夕陽を見ながらビール一本飲み干してまた同じ道を駅まで戻ります。

往路よりも暮色が濃くなってきました。

海辺を離れるともう道は真っ暗です。

汽車に乗り込むと、6kmほどの散歩とビールの心地良い酔いにまかせてグッスリと眠り込んでしまいました。



見慣れた景色も汽車で来るとまた違った表情を見せてくれますね。

また時々訪れたいと思いました。