体の歪みは内転筋と内股関節に注目!カラダの豆知識
体の歪み
って老けて見えますよね。。。
損しますよね。。。
歳をとるに連れてお骨そのものが歪むんだと思っていました。
今でこそ可動域という言葉が一般化されていますが
私がキネスティックセラピーと出会った
10年ほど前まで子供の頃からずっと
身体の歪みは骨が変形して行ってるんだ!と
思い込んで何も疑いませんでした。
なんなら
太っててくるぶしが出ないだけなのを
“みっちゃんは生まれつきくるぶしがない”
と覚えさせてしまった私の母を代表にw
筋肉と骨の関係性なんて知っている人は近くにいないし
お医者さんが教えてくれることが全てだと思い込んで
どうにかしたくて鍼だのお灸だの一円玉だの
(うちのおばあちゃんw)
っと言うような『安心』という
タイトルの雑誌が大流行するほど
藁にもすがる思いで
答えがわからず苦悩していらっしゃる方がたくさんいました。
30~40年ほど前のお話。
若く見えますよね!
背筋や首が美しいと、
脚が真っ直ぐだと
お尻がキュッとしてると!!!
素敵にお歳を重ねられてるな!!!って憧れます!
どんな若づくりよりイキイキとハツラツと健康美を感じますよね!
私も40代を迎え、
見た目の若さへの執着もそろそろ卒業して、
シワまでカッコよく見える躍動感溢れる
素敵な50代へと続くための40代にすることにしましたw
お料理も、フレンチや中華より
素材が美味しい八百万の神様を感じる日本食や、
太陽の恵み溢れるイタリアンが好きですw
さて。
身体も肌も必ず
原因と結果
があります。
最近は毛細血管まで3Dで見せてくれます。
4年ほど前に膵臓の検査をすると言って
CTで輪切りの連続画像を見た時には
スモールライトで小さくなって
体内を探検している気分でした。
おかげさまで膵臓に異常はなく、
代わりに小さな胆石が見つかりましたw
(オジちゃんがなるやつじゃないの?w)と失笑。
2年前には某k医科大学の脳の研究チームの方にご縁いただいて
それは国の予算で『事故等による脳外科手術の後の後遺症』
を研究していらっしゃいましたが
比較にする健常者の脳のサンプルを取るのに、
MRIで3000枚の私の脳の輪切りを見せていただきました。
可愛いぷっくりハート型でとってもキュートな脳でしたが{kao: (n‘∀‘)η}
お見せできないのが残念ですw
何が言いたいかというと
化学と医学と医療の進化は著しいことは
私が言うまでもなくご周知のとおりですが、
大体のことは物理的に説明がつくようになりました。
筋肉と脳の関係も、
反射は0コンマ1秒で瞬時に反応が起きて
運動を指示する物質が脳から出ると筋肉に伝わり
筋肉では、AさんとBさん(小難しいので仮名で)が
握手するようなイメージですが、
2種類の物質が結合する時に筋肉の収縮が起きます。
筋肉の収縮は自律神経支配ですので、
副交感神経が作用する緩和はまた別の反応で起きますが、
この一連の関係の変化は脳と筋肉のコミュニケーションで成り立っていて
ぎっくり腰や、四十肩は
このコミュニケーションが中断されたと判断すると
防衛反応で運動の連鎖を中断させるために
痛みの物質を出してそれ以上
うごさせないように働きます。
要は、筋肉や骨に異常がある痛みと、
予防的に発している痛みに大きく分けられるのです。
さて、お勉強してみると
お骨と筋肉は
積み木と紙粘土みたいに思えて
とってもシンプルだったのかもしれない、
と思いました。
もちろん実際はそんな単純ではなく
脳や神経やホルモンが関係して
一辺倒にはいきませんが、
重力が働いている時に足が地面についていて立位
(支えを持たず立っている状態)
という条件の時に
頭部と上体(腰から上)を支えてどこの筋肉がどの方向に働くのか、
どこを起点にして力の働きはどの方向でどこまで作用するか、
ということが専門用語で『起始と停止』と言います。
肘が曲がる時、膝が曲がる時、首が傾くとき、背伸びするとき、などなど
全てどこがどの向きに運動を起こすと
どんな運動が現象として現れるかが決まっています。
理学療法に基づくセラピーとしてキネスティックセラピーが
商標登録を頂いている理由の一つは
医学的に’根拠のあることを施術しているからです。
私たちセラピストは
マスター過程を終了をする頃には、
消化器官、循環器、呼吸器、栄養学、生理学、衛生の範囲まで学びます。
で、本題に戻すと、
地面に足が付いている状態で体の重心と
運動方向を3Dで捉えてアライメントと言いますが、
このアライメントを整えるって言う理屈もありつつw
人体模型を作るとして、
胴と脚と骨盤の3つに大きく分けてパーツを作り
脚は長い棒を縦に積んで紙粘土で固めて
倒れない方向に重みを調整してみてください。
イメージで考えてみてくださいw
前が重ければ前に倒れ、後ろが重ければもちろん後ろに倒れます
それを要で止めてるのが骨盤と骨盤底筋群、臀筋たち
なのでそこに粘土をバランスよくつけたとして、
いろんな方向に傾いてしまう模型をまっすぐ立たせてください
と言われたらどうしますか?
どこかに棒を足してもおいいよと言われたら
二足の脚のど真ん中から骨盤にまっすぐさして
中心を保つ支軸を入れるでしょう。
実際の体は、棒は入れられませんが、
代わりに中央に力を集めるために
働いてくれる内転筋があります。
内転筋はうち内股関節(正確には恥骨筋から以下)から
膝の内側指2~3本上あたりまでバッチリ入って
しっかり働けば中心に重心を保てて
体の重心をぶれなくさせてくれろ役割の一つを担います。
体幹トレーニングが流行って
皆さん体幹を緩めたり鍛えたりなさいますが、
上部の重みを支える脚の筋肉が
どんな方向で働いているのかが重要で
この運動の‘方向性が後ろだったり前だったりすれば
重心より外にある頭部を支えるために
背骨や首を歪ませるしかバランスが取れないのです。
今日はこんなお勉強にしてみました。
じゃあどうしたら良いの?
膝裏と前脚太ももをよく伸ばして
身体を支える内転筋を鍛えること
からオススメします。
マッサージやストレッチも大事だけど
まず使えるようにしないとですね。
その結果得られる良いことは
引き締まった脚、自由度の高い股関節の動き、キュっと引き締まったお尻、
そして下腹ポッコリも無くなりますよ!!
その方法はまた次回(*^ω^*)