わたしたちの千の風になって
内容(「BOOK」データベースより)
フジテレビ「千の風になって」プロジェクトから生まれた六篇の家族再生の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新井/満
作家、作詩作曲家、写真家、環境映像プロデューサー、長野冬季オリンピック開閉会式イメージ監督など、多方面で活躍中。1946年新潟市生まれ、上智大学法学部を卒業後、電通に入社。在職中はチーフプロデューサーをつとめた。小説家としては1988年『尋ね人の時間』で芥川賞を受賞。2003年11月に発表した写真詩集『千の風になって』(講談社)と、それに曲を付け自ら歌唱したCD『千の風になって』(ポニーキャニオン)は現在もロングセラーを続けている。同曲によって2007年レコード大賞作曲賞を受賞。日本ペンクラブ常務理事として、平和と環境問題を担当
伊東/ひとみ
1957年生まれ。奈良女子大学理学部卒業。京都大学木材研究所を経て、奈良新聞社勤務。新聞記者として文化面を担当する。その後、上京して編集の仕事をする。『ペントハウス』(講談社)、『SPA!』(扶桑社)などの雑誌編集をはじめ、ムックや単行本編集を手がける。2004年春に伊豆に拠点を移し、伊豆と東京を行き来するスタイルで仕事をしている。現在は、ムック『京都』(扶桑社)のカルチャー特集をレギュラーで編集しているほか、単行本・文庫本の執筆や編集にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.worldfolksong.com/songbook/usa/thousand-winds.html より
千の風になって
ルーツはアメリカの詩「Do not stand at my grave and weep」
「私のお墓の前で泣かないでください」の歌い出しで知られる『千の風になって』は、アメリカ発祥の詩『Do not stand at my grave and weep』に、小説家の新井満が日本語での訳詩を付け自ら作曲した日本の歌。
朝日新聞の『天声人語』で掲載され話題となっていった。日本語のタイトルは、原詩の3行目『I am a thousand winds that blow』の邦訳から付けられた。
原曲のルーツは?
この詩のルーツについては諸説あるが、アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモアの主婦メアリー・フライ(Mary Elizabeth Frye/1905-2004)の作とする説が最も有力。
母を亡くして落ち込んでいた友人マーガレットのために茶色の紙袋にしたためた。彼女の家族の友達が詩をはがきに印刷して人々に送り、広く知られるようになったとされている。 歌詞自体にも様々なバージョンが存在する。