【千葉県・千葉】accoffee?
千葉駅から徒歩10分ほどにある、小さなビルの2階にヒッソリと佇むカフェ。
ふんわり・穏やかな雰囲気が好きな方にはたまらないカフェです。
この看板が目印。
不動産屋さんの脇の入り口の階段を上がり、
ドアを開け店内に入ると、
落ち着きのある空間。
2人〜6人掛けのテーブル席と窓側にカウンター席があります。
accoffee? は2014年3月にオープン。
以前はここに50年も営業していた靴屋さんがありましたが、更地にして新築の2階建てのビルになりました。
朝〜昼間では日差しの爽やかな雰囲気と、
夕方〜夜では明かりが醸し出すホッとした温かな雰囲気。 光・照明の使い方がとても素敵です。
会計システムが他のカフェとは違い、席に着いたらメニューを見て、注文を決めたらレジでオーダーして、先に会計をします。
長居すると会計の時に気まずい思いをするので、会計を先に済まことにより、時間を気にせず過ごしてもらうことができます。
(喫煙スペースもあります)
昭和10年ごろに作られたTOSHIBAのラジオ(上)。真ん中のつまみで周波数を合わせます。
店内に飾ってある絵はお客様から頂いたそうです。
メニューは軽食・ご飯もの・デザートが数種類ずつ揃っています。時間やその時食べたい物をいろいろ組み合わせることができます。ドリンクメニューも充実。
チキンがゴロゴロ入ったスパイシーチキンカレー。
スパイスをキチンと調合して作っています。
ミートソースは基本的にパスタにかけますが、お肉の旨みとトマトの酸味がご飯とも良く合います。
ご飯ものには旬の野菜を使った小さいデリが付きます。
アイスコーヒーは少し寝かせて程よい苦味を出しています。(¥400)
ミルクティーはしっかりとした味わいのセイロン茶葉を使っています。(¥350)
厚切りのトーストにトッピングは玉ねぎ・ピーマン・ハム・チーズ。
《INTERVIEW》
ーーお店を開いたきっかけや、オープンするまでの経緯をお聞かせ下さい。
小さい頃から両親の淹れたコーヒーを飲んでいたので、気づいたらコーヒーがある日常を送っていました。料理やお菓子作りもしていましたので、いつか自分のカフェを開きたいという思いは昔からありました。短大を卒業後一度就職しましたが、やはりカフェを開きたいという思いを諦めきれなかったので、調理学校に入学して、その後カフェをオープンしました。
ーー店名の由来についてお聞かせ下さい。
ーーどのようなお客様が来店されますか。(年代・客層,etc)
10代〜20代の女性の方が多いです。あとは勉強をしにいらっしゃる学生さんや、お休みの日にボーっとリラックスしにいらっしゃる方もいますよ。
ーー内装はどのようにして決めましたか。
最初は壁が石膏ボートで、ガスも水道もないオフィスでした。古い物や木が好きなので、壁を少し凸凹にしたり、古道具や古材で店内を仕上げたり、古い物とグレーやアイボリーなどカラーのバランスを大事にしました。
茅場町にある「MAREBITO」さんで購入したアンティークもあります。
ーーお料理のこだわりについてお聞かせ下さい。
気軽に買い物した時に寄る方や、お腹が空いて満足感を得たい方など、様々なお客様に対応できるように、トーストやデザートなどの軽食や、カレーなどのご飯ものもご用意しています。
スパイシーチキンカレーは調理した後、スパイスの香りを逃さないように、一度パックに入れ真空にしています。
にんじんポタージュに使われている野菜は、にんじん・玉ねぎ・じゃがいも・塩・水・生クリームで、季節や気候によって野菜の味も変化しますが、その時の良さを活かして、常に同じ味にするように心がけています。ポタージュだけを目当てに来る方もいらっしゃいますよ。
お料理と一緒に出すスプーンやフォークはポルトガルの「Cutipol (クチポール)」です
ーーコーヒーなど、ドリンクのこだわりについてもお聞かせ下さい。
埼玉県・大宮にある「DJANGO FRANGE (ジャンゴ フランジ)」
で焙煎したコーヒー豆を使用しており、カフェオレは乳製品と相性が良い苦味が強い深煎りの豆を使っています。ココアも牛乳を加えて飲めるものではく、練って作る本物のココアをお出ししています。
ティーカップはフィンランドの陶器ブランド「Arabia (アラビア)」です。
ーー今後の展望をお聞かせ下さい。
お店が変わらずにあり続けることは難しいですが、来店するお客様がいつでも安心できるような場所をこれからも守り続けます。
ヨーロッパの古民家のような内装で、店内の隅々までこだわりが感じられます。優しい味に癒されにきてみては?