フィラリアは成長すると予防薬が効かなくなる
2019.06.04 10:17
今年のフィラリア発生予測日である、5/2から1カ月が過ぎました。
フィラリアはワンちゃんの体内に入ってから10日ほどで、フィラリアが3齢幼虫から4齢幼虫に(わかりにくいですが、フィラリアの成長段階です)成長し始め、成長が進むに連れ、予防薬が徐々に効果を発揮しづらくなるそうです。
特に、70日ほど経過すると、未熟成虫になり、フィラリアの感染の成立です。
フィラリア予防薬では長めに投薬しなければ治りませんし、日本では認可されていない治療薬は、ヒ素が入っているため、手に入れることができません。
最近、良い治療法が発見されましたが、手間と時間がかかりますし、感染中に食らったダメージは本人が死ぬまで残ります。
また、かなり危険な状態になるまで症状が出てこないのが特徴です。
検査がまだの方はなるべく早く実施して、予防薬を使ってあげましょう。