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目標とする先輩と真似をしたくない先輩から今の職場との相性と自分にとっての将来性を考える

2020.09.07 04:24

社会人として働いていると先輩や上司、同僚なども含めて様々な人たちと接点を持ちます。

いい先輩もいれば逆も然りで、自分で選ぶことはなかなか出来ないから難しいです。


働き出した時期などは身近な先輩たちからどんな会社か?を学び、上手くやっていくために対応やコミュニケーションを過剰に意識してしまいます。


そんな中で「自分が目指す」指標がある(居る)とやるべきことも明確になります。


目指すには二つパターンがあって


こうなりたい

こうはならない


です。


どちらが多い職場でしょうか?


「こうなりたい」は実際にそのように仕事をする人をリアルに見て真似を出来ます。


「こうはならない」はそのように仕事をしている人を見て真似をしないで「自分のイメージ」で動きます。


「こうなりたい」ということは良い結果を出していて、プラスアルファの働きのことが多いです。


「こうはならない」は明らかにマイナスで、それをしないことでやっと最低限ということが多いです。


仕事は結果を出せば良いわけですが

結果を出すためには誰かの助けが不可欠です。


「こうなりたい」と思われる人は結果を出していて、それは周りの協力があっての結果で


それは気遣いや見えない努力として「こうはならない」を意識した上で成り立ちます。


憧れの先輩と同じやり方をしても同じ結果が出ないのは

その部分が欠けているからです。


ただ、人間は誰もが完璧ではないので

必ず誰かの「こうはならない」になってしまうことはあります。


その時に全員の価値観に合わせてすべて機嫌を取るために対応するのは至難の技ですが

徹底的にこだわりぬいた

数は少ないけど太い「こうなりたい」が埋め合わせてしまうこともあります。


そのこだわりが人を惹きつけて結果を出す

この人についていけば結果に繋がる


飛び抜けた感性やセンスで突き詰めた「こうなりたい」という印象を与える人は

「こうはならない」を沢山持っています。


そのように研磨して自分だけの誰の真似することない「こうなりたい」の精度を高めているわけです。


話を戻しますが

どちらが多い職場でしょうか?


これはどちらが多ければいいって話じゃなくて

バランスが大事です。


偏っている場合は「こうなりたくない」はそもそもストレス要因に起因して、「こうなりたい」は真似をしたにも関わらず同じように出来ないためにストレスになります。

上手くできなくて劣等感を感じでしまうこともあります。


上記にあるように上手く出来ない原因が「こうなりたくない」でもあり

それが見えないと真似をすることで結果につなげることもできません。


「こうなりたい」は活躍できる人物像を知るための

「こうはならない」は職場で好まれる人物像を逆算して知るための指標になります。


違う視点では

あなたの「こうなりたい」が職場では「こうはならない」だったり

あなたの「こうはならない」が職場では「こうなりたい」だった場合は

自分の理想が評価をされにくい環境だと言えます。


働き辛さや息苦しさを感じてしまって

あまり仕事も上手くいってない場合に転職を考えていたら意識をしてみると良いかもしれません。


ただ、会社によって環境も評価の軸も異なります。

自分の理想と逆の環境があるということは、自分の理想に合う職場もあるということです。


自然と「こうなりたい」と「こうはならない」のバランスが取れてるのはそういった環境でしょう。


一旦整理してみると「このような人が働いてる・評価をされる会社」という会社選びの軸も作ることができます。


入社前イメージとのギャップを減らすといいますが、実際に会って話しても判断軸がないとそもそものギャップがわかりません。


そのための判断軸を持っておくことは、間違えない会社選びをする上で重要です。


実際に見えなかった部分は転職エージェントに確認するなどの活用方法も良いでしょう。


「こうなりたい」も「こうはならない」も自然と出てくるものですが、反面教師の部分を指標として注目している方はあまり多くないのではないでしょうか?一つの考え方として参考にしていただけたら幸いです。