ハグルマ企画室【楽屋】終演
ハグルマ企画室【楽屋】
幕がおりました。
御来場くださった皆様、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様からいただいた、生の声、厳しいご意見も有難いご感想も私の血となり肉となります。
本当に、ありがとうございました。
2018年の初めに、「リア王2018」のオーディションを受けた時のことを今でも鮮明に覚えています。
オーディションを受け、緊張しながら顔合わせをし、リーガン様の代役を務め、本役のリーガン様の侍女として小谷さん中嶋さん両名と毎日打ち合わせと稽古を重ね、久しぶりに芝居を心から楽しんでいられた夏でした。
もっとこのメンツで芝居をしたい、との思いに至るのも、必然的でした。
女優が集まったらまずやるべき作品は「楽屋」でしょ。
という私の価値観から、作品は即決、陽葵さんが参加してくれることに決まったのもとてもラッキーな事でした。
今年に入ってからはそれぞれの舞台公演の合間に稽古をし、5月からはスタッフワークも含め、濃厚な【楽屋】時間を共有しました。
名作を背負う、その重みを考えれば考えるほど空回りし、どうしたものかと悩みましたが、、共演者はもちろん、演出の赤塚さんと作る【楽屋】は私にとってはとても新鮮で、いままでになかった引き出しを開けられたような感覚も味わいました。
ーそれが今回の作品に活きていたら良いのですが…ー
毎ステージ、ベストを尽くそうと毎日が必死でした。
新たな課題も見つかり、楽しくもあり苦しくもあった公演でした。
(お客様からは、厳しいお言葉も頂戴しました。嬉しいお言葉もいただきました。
たくさんの方から、生の声を聞かしていただきました。
本当はもっと言いたいことがあるのだろうけど、「頑張って」と激励してくださった方も…
私は、皆様からの、どんな言葉もひとつ残さず聞きたいのです。それが傲慢なことだと分かっていても、甘えだと分かっていても、「本当の声」を聞きたくてしょうがないのです。)
今回、3日間で128名の方にご観劇いただけました。
本当にありがとうございました。
毎回まったく違った空気の中で演る、前説も女優Bも、本当に緊張しました。
少しでも、楽しんでいただけたなら、幸いです。
またどこかでお会いできることを願いまして、ハグルマ企画室終わりの言葉とさせていただきます。
ありがとうございました。
蒼井染