インビザライン矯正はなぜ抜歯ケースが少ない？

「インビザライン矯正は、抜歯適応の矯正ができないんですか？」

よくこういった御質問を受けることがあります。

インビザライン矯正は日々進化し今ではワイヤー矯正と変わらない結果が

出せるまでになりました。

ただ、ワイヤー矯正に比べ確かに抜歯をすることは少ないです。

それは、インビザライン矯正とワイヤー矯正には
動かし方に大きな違いがあるからです。

ワイヤー矯正は

歯の表面に針金をつけて動かして行くため、

横への拡大や前方への移動が得意ですが奥歯を後方に移動させることは不得意です。

その為、手前の歯（通常前から４・５番目あたり）を抜くことでスペースを作り

並べていく必要があります。

インビザライン矯正は

マウスピースをはめることによって動かしていくため、歯の動きの方向に制限がなく奥歯を後ろに動かしていくことが得意です。

限界はありますが、奥歯を後ろに動かすことによりスペースを作れるので、抜歯が必要ないことが多いです。

逆に抜歯をするケースでは抜いた歯の後ろの歯が前に傾斜してしまうことがあるため抜歯ケースが不得意とされています。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。

ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でもミニインプラントやゴムなどを使用することで

不得意を改善することがでいます。

どちらの矯正を選ばれる場合もしっかりとカウンセリングを受け

歯並びやライフスタイルなど考慮した上で治療を開始することをお勧めいたします。

無料でインビザライン矯正のご相談・カウンセリングを行っています。