キンアリスアブ
2019.06.04 13:12
その他の生きもの
キンアリスアブ( Microdon suricomus ):本州、九州に分布します。幼虫はクロヤマアリの巣内で生育します。ハヤシクロヤマアリを寄主とするトゲアリスアブに似ていますが、小型で腹部に黒い紋がありません。体長:11~13mm。
写真①:キンアリスアブの成虫。高山市 飼育 2019
写真②:標高1000m付近、谷川沿いの草地に生息するクロヤマアリ巣内に幾つかの蛹が見つかった。高山市 18.V.2019
写真③:寄主のクロヤマアリと蛹。高山市 18.V.2019
写真④:羽化直前の蛹。右側が頭部。高山市 飼育 V.2019
写真⑤:羽化直前の蛹。羽化の時には矢印の部分で割れ成虫が出てくる。高山市 飼育 V.2019
写真⑥:キンアリスアブの羽化。蛹が割れて頭部が出てきた。高山市 飼育V.2019
写真⑦:蛹が割れて体全体が出てくるまでにわずか十秒程度。翅は縮んだままである。高山市 飼育 V.2019
写真⑧:急いで翅をのばす場所へ移動する。高山市 飼育 V.2019
写真⑨:植物上で翅をのばす個体。高山市 飼育 V.2019
写真⑩:翅ものびて完全に乾いた個体。高山市 飼育 V.2019
写真⑪:交尾後、真っ白で美しい卵を産んだ。高山市 飼育 V.2019