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暮らしの道場

柔らかな大志

2019.06.05 11:47

昔、ブログに載せた

『賢い少女』という詩が大好きだ。

涙が出るくらい好きだ。


マイケル・ジャクソンが書いたものである。



足の不自由な、賢い少女を知っている。
彼女は車椅子での生活をしいられ、
麻痺した足が回復する見込みはほとんどない、と医師から宣告されているため、
車椅子のなかで、一生を過ごすことになるかもしれないという

ーーー 詩の冒頭より
(日本語訳: ウェブサイト Blue Moon)



この詩を初めて読んだ時


私は、毎日が辛く

感情の出力が 怒りか涙しかなく、

全身に鎧をまとっているかのような

ガチガチの息苦しさを抱えて生きていた。


バカになれない

無邪気になれない

幸せに「してもらう」ために、意地でも自分自身では幸せになりたくない

人への優しさや感謝の気持ちも持てず

そんな自分こそが憎い

殺したい

冷たい心




子どもを巻き添えにまでする、酷い事件が起こっている 昨今の世の中だが



私自身

目につくもの全てを残虐に切り刻んでやりたい

そういう衝動を抱えた状態で生きていた 時期があった

その渦中だった。





だから

詩の中の、この少女とは

かけ離れた自分であったわけだ。






ーーー それでも


この詩に

たしかに感動する自分がいた。





そして


この少女は、自分だと思った。





こんなにも

こんなにも かけ離れた姿に

苦しんでいても







わたしは

魂の自分を知っていた。












いま わたしは

この少女の姿と

かなり近いところにあるね。



まぁ、わたしは性格の差が激しいので

いつも笑顔じゃないよ

ものすごく厳しい時も

機嫌が悪い時もありまくり

(どこぞのヤンキーだよって自分で思うくらい荒れてる時もある。酷い。笑)



それでも

それでもよ



ハイパーーーーーーー無邪気!!!

な姿をも 全開にできている、今は

よほどわたしらしく

自由な心地だ。



怒り・悲しみ・苦しみだけ

それしかなかった頃とは違い



いつでも笑えることを

知っている



いつでも

わたしの本質を知っている。






「あなたを見て

会って

勇気やパワー

刺激をもらった

人生が変わった」



時折

そんな風に伝えてくださる方々がいる。





わたしは今

あの少女の輝きを

自分に重ねて

見ることができる





そこまで来れたのよ。









『賢い少女』





この詩に出逢った時から

その子は わたしの心に 

鮮やかな印象として、住まい続けている。



そうして今でも思い返す


さらに

さらに

そう在りたいと。








人は感動を忘れない。



自分が

やりたいこと・好きなこと・向いてることって…?


そう問いかけるならば

「こうじゃなかった!」「やっぱり違った!」

なんて

揺れることはあるかもしれないが



魂震える

感動は忘れない





感動はそのまま

ビジョンであり 理念となる。







少女の

柔らかな志よ




この少女の心あらば

どんな王とも

経営者とも誰とも

話が出来る

私はそう思っている。


どんな勉強に知識の積み上げよりも

深く 根底に



この

心の大きさよ。