飾り方から分かること

ご本人について、あれこれ聞くのは失礼な時もありますが、お部屋を拝見すれば色々わかることがあります。

それは好きな傾向やセンスだけでなく、丁寧な生活をされているとか、お仕事がお忙しいのだろうとかだけでなく、

内面まで表れています。

花の飾り方ひとつとっても、色んなことが表れるものですね。

例えば、いつも私が飾るお花をどのように感じられますか？

実は私はお花を飾るとき、同種類で飾るのが好きです。チューリップを3本とか、ユリなら大輪だから2本とか、バラなら1輪または5本以上とか。

贈られたものなら、様々なお花が束ねられ豪華ですが、

自分で選ぶときは、数種類を組合わせるのではなく、1種類で飾るのが好きなんです。

時には数種類を合わせることもありますが、その時も同系色でまとめるのが好きです。

赤のチューリップだけ。黄色のバラだけ。白のユリだけ。または黄色からオレンジとか、青と紫というふうにです。

これは私のどんな性格を表しているのでしょう。

自然界には沢山の種類のお花があるのに、このような選択は不自然とみることもできます。

もしかしたら、色んな価値観の人達の中にいるよりは、同じ価値観の人といたい、という表れかもしれませんし、

他を受け入れないという、頑固さを表しているかもしれません。

こんな風に、花を飾る行動にも性格はでるものです。笑

でもそれに気づいて、

もっと沢山の色々な出会いを求めるなら、あえて数種類にして、色とりどりに活けてみれば、潜在意識化し、そのような生き方に繋がる可能性があります。

小さな物を集めるのが好きな人、

可愛らしい物を集める人、

ブランド物ばかり選ぶ人、

新しいのも好き、古いもの好き、、、

その人の行動から、生き方や思考が表れているのです。

これらが悪いわけではありませんが、

もし、そこから何か自らに気づきがあれば、目にするものを変えることで、意識が変わって行動を変えることができるということです。

面白いですね。