厚労省 「フレイル」予防に、この「食事ガイド」
2019.06.05 03:07
先月の毎日新聞からの記事です。
院内テレビ放送で「フレイル」に関連した、
『世間にあまり出まわらない情報』
を取り上げ、
このブログでは、
『一般紙で見られた情報』
を解説していきます。
栄養は重要なファクターですが、
それだけで“フレイルが攻略できる”
と言い切るならば、
未だに脳梗塞も治せない医療水準にも関わらず、
“認知症は治せる”と言い放つのと同じ
『妄言』に過ぎません。
下記の内容に関しては、
既に実行していた項目が取り上げられたに過ぎず、
新鮮味に欠ける内容です。
これだけでは不充分で、
2年前から修正して経過を見ていますが、
かなり良い手応えを感じています。
今後、
どう修正してくるか、
注目していきます。
食べなければオハナシになりませんが、
食べて解決するほど、
フレイルは単純ではないのです。
毎日新聞より。
「フレイル」予防に、
「フレイル」予防に、
この「食事ガイド」
厚労省が初作成
加齢で運動機能が低下する「フレイル」と呼ばれる状態になるのを防ぐための食事ガイドを、厚生労働省が初めて作る。来春、5年ぶりに「日本人の食事摂取基準」が見直され、そこにフレイル対策が盛り込まれるのを受け、一般向けにイラストや写真を多用して内容を伝える。今年度中に作成し、高齢者の集まりなどでの活用を呼び掛けるという。
食事摂取基準はこれまで、主に生活習慣病対策が目的だったが、2020年版は足腰が衰えるなど要介護手前のフレイルになるのを予防する視点を加えた。具体的には、摂取するエネルギー量のうち筋力の維持に重要なたんぱく質の割合を高年齢層で段階的に引き上げ、骨粗しょう症予防になるビタミンDの摂取量も増やした。
厚労省は栄養士や医師、訪問介護員ら専門家向けの啓発を今夏から始めるが、一般の高齢者はこうした数字を基に食事を用意するのは難しい。そこで、たんぱく質やビタミンDを取る大切さ▽たんぱく質の多い食材と少ない食材▽市販されている総菜などの成分表示の見方――などを、ビジュアル重視で解説することにした。今年度予算に盛り込んだ3600万円を充てる。
ネット上での公開では高齢者に届きにくいため、データを自治体に渡して、印刷・配布する方法を想定。同省担当者は「紙芝居形式など、ひと目で分かる工夫をしたい」と話す。
食事摂取基準のフレイル対策
・2区分だった50歳以上の年齢層を50~64歳、65~74歳、75歳以上と3区分にして摂取量を細かく設定
・一律で「13~20%」だったエネルギー摂取量の中のたんぱく質の割合を、50~64歳は「14~20%」、65歳以上は「15~20%」と高年齢ほど引き上げ
・1日のビタミンD摂取量を「5.5マイクログラム」から「8.5マイクログラム」に引き上げ
「日本人の食事摂取基準」の基準改定の狙いとは
2020年版の「日本人の食事摂取基準」策定検討会座長の伊藤貞嘉(さだよし)医師(公立刈田総合病院特別管理者)に、基準改定の狙いを聞いた。
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25年までに団塊の世代は全員、75歳以上の後期高齢者になる。社会生活を営むための機能維持が極めて重要になるため、疾患の前段階の低栄養やフレイル対策を初めて盛り込んだ。
たんぱく質は筋肉の維持に役立ち、糖の代謝や脂肪燃焼にも重要な役割を果たす。高齢者はたんぱく質を食べられなくなると寿命が短くなる。ビタミンDは摂取量が少ないと骨折のリスクが高まる。
20年版は、集積したデータのエビデンス(科学的根拠)に基づき、栄養学、認知症や生活習慣病、予防医療の専門家らが議論して数値を決めた。だが、食事は個人の好みに大きく影響し、どれくらい食べられるか個人差もあるので「どういう食事を取れば基準を満たすか」は示しにくい。
一般の人には「食事は大切」ということを、改めてメッセージとして伝えたい。食事摂取基準は専門家向けのもので、身近にいる栄養士やかかりつけ医、介護士らと相談しながら活用してほしい。