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新里先生とザビエのセッション

2019.06.05 15:59

本来の予定では宮古島レポート3を書いて、そのあとに「双子座3ハウス水星」をアップしているはずなのですが、


もう1週間も苦しい咳が続いています。

せっかくブログを読んでくれる方が増えてきたのに、

あんまり間を空けると忘れられてしまうかも、、という焦りのなか、


何もできない日々が続いております。

起きていると咳き込んで呼吸困難になり、時には吐きそうになり、頭が朦朧として布団に倒れ込むという毎日なのでありました。

そして酷く咳き込んだあとは、む、胸が痛い、、

否、痛いなんてもんじゃない。


イッッッッターーーーーーーイ、、、、!!!!


のです。もしかして気管支が出血してるんちゃう?と思うほど。。

そして発熱。

それでも、なぜか「寝てしまえばいくらでも眠れる」のでした。


お医者にも行きましたよー。

私は基本的に医者嫌いなので、よほど酷くないと行かないのですが、

今回はそんなことを言っている余裕はありません。


彼女(女医さん)は聴診器を当てながら

「なんか、喘息っぽい音だよねー。こういう音のときは咳止めは返ってよくないのよ。」

と言い、助手さんに何か指示していました。


すると優しそうな助手さんは私を「吸入器」の前へと案内しました。

うわっ、ステロイド吸入かぁ。。。


しかしこれは効果がありました。一日だけですが。

そして去痰剤と抗生剤と気管支喘息の薬をもらってきました。


喘息になっちゃったのか?私?



しかし、そもそも何でこんな事になっているのでしょう。

布団の中で寝ながら「質問」を投げてみました。



5月はとても盛りだくさんでした。

1週間宮古島で過ごし、その次には新里先生の来日ワークショップ(これも濃かった)、次の週に石塚先生の新宿勉強会、翌日娘1の買い物に付き合ってヘトヘトになり、間髪入れず3時間の「適職プロファイリング」講座、ザビエの個人セッション(これも超濃かった)、、


思い返すとザビエのセッションの前々日ぐらいから咳は出ていた。

でも市販の風邪薬で治まる程度で、もうこれで治ったと思っていたのです。


今思うと、瞬間的に「脈が急に落ちて」胸が苦しい、ということがありました。

なんか、脈が飛ぶことがあるのですね。

私は兄と弟がいるのですが(兄は10年前に亡くなっていますが)2人とも心臓を患っています。

私も占星術的に見れば獅子座が緊張しているので、心臓にリスクがあってもおかしくないので、「嫌な感じだな」とは思いつつあまり気にはしていませんでした。



咳はザビエのセッションの翌日から酷くなりました。

そして困ったことに咳の他に「悲しい、腹立たしい、他人が妬ましい」というような感情が噴出してきて、イライラが止まらなくなりました。

うう~、、イライラして何も書けない。。。

すぐに咳き込むし。。。



ザビエ・ベトコート先生はメキシコ在住の占星家で、そのキャリアは30年を超えます。

宮古島へはこのザビエのリトリートで行ったのですが、リトリート自体はほぼクンダリーニヨガのレクチャーで、占星術にはあまり深くは触れませんでした。


でも宮古島はちょっとしたカルチャーショックでした。

簡単に言うと、宮古島で「私はもっと自由に生きていいし、自分のためにお金を使ってもいい」と確信したんです。

「私は私が思ってるよりもずっとしっかりしているし、大人である」と確信した。

非日常の南の島で、いろんな人と過ごし、移住して自己実現している人たちにも出会い、美しい海を見て、少しずつ「自己価値」が上がってきていたのですね。


そんな「ちょっといい気分」のまま、新里先生の来日WSではサンプルとして私のホロスコープを使ってもらって、デモンストレーションで(触りだけですが)新里先生にセッションしてもらえて、いろんな人にいろんな事を言ってもらって、、嬉しかった。


「獅子座の太陽がMCとコンジャンクション、水星と天王星も。これは強烈な創造性の表現の欲求です。月と金星がミューチュアルレセプションで芸術的センス。特に金星は蟹座なので直観力に優れています。さらにこの金星は12ハウスの海王星とトライン、海王星は5ハウス(5ハウスは芸術)を支配。そして木星は金星に対してクインデチレ。これは芸術家のホロスコープです。」

!!!

この部分が分かってもらえただけで大感激。

とりあえずちゃんと暮らせていても、いつも物足りなさを感じているのです。

でもそれを言うと「まがまま」とか「ぜいたく」とか言われていた。

「何が不満なの?」とか。

芸術では食べていけない、とか。


「半球の強調は南ですね。土星は逆行、ノード軸は太陽、水星、天王星にコンジャンクション。ご両親はどのような方でしたか?(つまり必要なサポートが得られなかったことを示唆しています)」


ここで父親は病気で収入が少なく家はいつも貧乏だったこと、父親は私に性的虐待をしていたし、私の「作品」をいつもボロクソにけなしていたこと、母は私の話を全く聞いてくれないし(嘘をつくこともあった)、私の意向に対しては冷たかったこと、音大に行きたかったがお金がないので行けるはずもなく、受験すらさせてもらえなかったこと、などを話さざるを得なくなりました。


・・・・


でもこーゆー事はさあ!

白日の下に晒して「よくあることのひとつ」にしてしまうしかないと思っているので、話しました。


デモンストレーションはここまでで終わりでしたが、私の心には大激震が走りました。

「私の本分は創造性であり芸術表現である。私にとっては人前に出て目立つことが自然なことなのである」

「しかし両親との関係、幼少期のあれやこれやが原因でそれらがうまく発揮できていない」


とまあ、このような事実が浮き彫りにされたわけです。

いろんなセラピーやリーディングを受けてきましたが、占星術以外でこれほど端的に言い当てられたことはありません。

占星術のポテンシャルはものすごいのです。(だからやっているんです!)

事実私は音大に行きたかった。ピアノは大好きで今も弾いています。



そしてザビエ。


ザビエもほぼ同じ事を言いました。

でも時間はたっぷりあったので、新里先生が言ったことの他にももっと突っ込んだ話ができました。


「ご両親は2人とも風サイン(父:天秤座、母:双子座)の人で、知性編重ですね。」

そうです。

私は気持ちを分かってもらえたと感じた事がありません。

いつでも理解されないと感じていて、とても淋しいと感じるのです。

そして母はいつも教育と称して(子供には難しい)家事を私に押し付けていました。

でもできなくても無理でも言われた事をやるしかなかった。

当然上手くできない事も多かった。たくさん恥もかいたし、よく泣いていた。


特にお客さんが来たときに(教わっていない)料理をさせられて、すごく頑張って作ってもそのお客さんの前でボロクソに言われるのは本当に嫌だった。(ボロクソに言うのは父でした。父にとっては何かのプレイだったのかもしれませんが。)

お客さんにお茶を淹れるのも私の仕事で、お客さんの前で必ずダメ出しされるので、私はお客さんというものが大嫌いになりました。

「お客さん」が来る前に逃げ出した事もあります。しかしそのことは後々ネチネチと揶揄され続けました。逃げ場はありませんでした。


(知性編重とは、「とても知性的」という意味ではありません。理屈ばかりを重要視して感情や実際的な事を蔑ろにしやすい傾向、ということです)←風のサインがダメという意味ではありません。傾向として、という意味合いでご理解ください。



「ご主人は何座ですか?」

双子座です。。。

気のいい人ではありますが、深い感情的なやりとりを避けているように見えます。

いや、できないのかも。。

私がすることをいちいち批判しないし何かを強要することもしないので、それが楽で一緒にいます。

でもやっぱり淋しさはあります。


「あなたの月は天秤で風のサインですね。ご自分に対しても、気持ちを無視したりする事がありますか?」

!!

そうですね。たぶん。。

口に出せていない「気持ち達」がたくさん胸に詰まったままなんだと思います。。



「太陽は9ハウスに在住しています。実は獅子座の太陽にとって9ハウスはあまり居心地はよくないのです。

9ハウスは射手座のハウスなので、それだけを見ると悪くないのですが、射手座(9ハウス)の「探求し続ける」という質は「その場に君臨」していたい獅子座の太陽にいつも変化を強いるので居心地が悪い。あなたは9ハウスと「和解」しなければなりません。

ただし芸術家として生きていたならば、作風の変化などを通して和解できたのです。」

!!

そういえば、私は飽きっぽいから何も手にできないんだと思っていました。

でも違うんですね。「飽きっぽい」んじゃなくて「探求し続けたい」んだ!

目からウロコ。

でも一方では「変わっていくこと」を良しとしないので、いつも目移りがしてしまう自分は駄目な人間なんだって思ってしまうんだ。。

そうなんです。

いつでも「刷新し続けていくという質」も持っているんですね。でもこれは悪い事ではない!


「火星と月はコンジャンクションです。ご両親(特に母親)とのことがあなたを怒らせる原因になっていたのでしょうね。獅子座の太陽は理不尽な事に対して黙っていられないはずです。」

そう!

私はいつも怒っていた。

8歳から14歳まで毎日怒っていた。

でも終いには「この根性腐れが!」と言われて泣くんだけども。

ちなみに母はそういうことは言わない。それを言っていたのは父と祖母。。

母はそれをいつも容認していた。

私は「こんなにいつも腹を立てているのは私が駄目な人間だから」と思っていた。

14歳までっていうのは、そのころに父が頭がおかしくなって私を「側室」として扱うようになったから。私は14歳で1度心が死んだのです。

大人たちは、私が「憑き物が取れたように」おとなしくなったと言って喜んでいました。


「今までどんな事をやってきましたか?」

心理学。ユングとアドラー、トランスパーソナル心理学、フォーカシング、アロマセラピー、ヒーリング、レバナやゲリーのスクールでスピリチュアルも勉強しました。瞑想、オーラ視、アカシックリーディングも。

今はノエル・ティル式の占星術をやっていて、時々お金をもらってセッションしています。

(本当はNLPもやったけど好みではないので言わなかった。あと芝居の脚本も書いていた。ちゃんと原稿料をもらって芝居は上演しました)


「人前に出て創造的な活動をする事があなたにとっては自然な事なのです。それをしないでいるのは不自然。不満を感じるはずです。今まで準備は沢山してきた。あなたはとても優秀な占星家になれる候補の一人ですよ。」

それは嬉しい!

でも、、

一人前になる前に訓練する期間が必要じゃないですか。下手じゃしょうがないわけだし、、

その間のサポートが全然なくて、ご飯が食べられなかったんです。

このことが気になって、「何かがいけそうだ」と考えた途端に「これで稼がなくては」と思ってしまい、混乱してやる気が失せてしまうんです。いつだってそうです。

主人は稼げる人ではないので生活費は足りません。私が稼がないと、、

今だって、これで「お金を稼がなくては、もっと売らなくては」と思うと、気が変になりそうなんです。


「そのパターンに気付いてください。訓練している間のサポートが得られなくて挫折した。このパターンです。ずっと繰り返していませんか?

”やっている事”と”お金”を切り離して考えなさい。

あなたは本来はお金の心配などする必要はないのですよ。

本来のあなたでいれば、お金の方があなたを見つけます

かくれんぼのようなものです。

隠れすぎていると、見つけてもらえませんよね?

必死で隠れているうちに日が暮れて、お友達はみんな家に帰ってしまう。」


!!!!

お金がわたしを見つけてくれるって!?


えっ?

おかねが、わたしを、みつけてくれる、、って!?



たしかに、、特に芝居の脚本はそのパターンで自分で駄目にしてしまった。

特に売り込んだわけではなく、「書いてみない?」と言われて三日で書いた。

その「作品」にギャラを払ってくれて、役者さんが演じてくれて、それをお金を払って見に来てくれるお客さんがいる。すごい!って思った。

でもすぐに

自分なんかがそんなステキな仕事をしていいはずがないって思ってしまったんだ。

みじめに打ちひしがれているのが私。っていう変な自己イメージがしみこんでいた。

どうせまたすぐにボロクソに言われちゃうんだからって。。


私は隠れすぎているのか。。



だってそりゃあ、みっともない私は隠しておかなければって思っていたから。。

そのほうが馴染みがあるから、無頓着にしているとそっちに流れてしまうんだ。

でも

そんな必要はないってことなんだ。

分かっていたけど、分かっていなかった、ということだ。



そのほか、いくつかお話はあったんだけど、ソラで書けるのはこんな感じです。

録音したので、聞き返せばまだまだあるかもしれないです。



ザビエはやさしく真剣に話してくれました。

精神科医も心理カウンセラーも、名のある?アカシックリーダーもスピリチュアルカウンセラーもここまで到達してくれる人は今までひとりもいなかった。

ゲリーだけは「14歳のときにしたある決意が障害になってますよ」と言ってくれたけど、それ以上は踏み込んでこなかった。個人セッションじゃなかったし。


自分で「こうじゃないか?」と思っている事でも、他人に言ってもらわないと「確信」には変わらない。

鏡に映さないと自分の顔は分からないですよね。


宮古島から始まったこの一連の流れは、必然だったのかもしれません。


ザビエ(新里先生も)は素晴らしい鏡になってくれました。



私は嬉しくて嬉しくて、帰りにちょっと高い服なんか買っちゃったりして、舞い上がっていました。

私もあんなセッションができたらいいな!

さあ、頑張るぞー!



と思っていたのですが、咳はその翌日から酷くなりました。

空咳だったそれはゼロゼロを伴った重いものに替わりました。

認められて、安心した感情が咳として噴出して来たのだと思いました。

医者でもらった薬は効いてるんだか効いてないんだか分かりません。


枕元にはみるみるティッシュの山ができ、200ピース入りの箱があっという間に空になり、鼻の下がヒリヒリしてきました。



ゲリーに教わった葛藤を手放すための呼吸法をすると、左胸が痛むのですが、

同じ場所がものすごく痛いです。

もっと以前に通っていた外気功の先生は、「左の胸に悲しみのエネルギーが溜まってるよ」と言っていた。

宮古島のアイランドエッセンスで処方してもらったイルカと鯨のエッセンスの影響もあるかもしれません。

いろんなことが複合してこの咳として排出されているのなら、それはいいことなんだと思います。




最後に、ちょっとエドガー・ケイシーのことを思い出したのでさっそくググると、

「重い咳にはアップルブランデーの蒸気をストローで鼻から吸う」という情報が出てきました。

ケイシー自身が結核にかかったときにこれで治療したそうです。


アップルブランデーというのは、カルバドスのことでしょうか。

しかも混ぜ物無しのものじゃないと効果はないそうです。

ニッカの1000円のやつじゃ駄目そう。

フランスから輸入したものでないと。

とりあえず良さそうなものを取り寄せたのでやってみます!


まあ、効果が無かったら美味しく飲むだけなので、カルバドスが届くのを楽しみにしています。


花の写真は家の庭で気付いたら勝手に咲いていたコたちです。


上から:こだわりのクレマチス(ジャックマニーという品種)、花屋をやっていたときに売れ残った額アジサイ(巨大化してます)、3月からけなげに咲き続けているクリスマスローズ。