「シャク」から「イキ」へ
連日のように報道されている高齢者の交通事故。
車の運転に限らず、規則を守ることへの心構えについて日頃強く感じることがあります。
私たちの生活を成り立たせている規則や法律(ルール)
それを皆が守ることで気持ちよく共存ができるようになっています。
しかし、ルールでは測れない要素が私たちの心理面に大きな影響を与えていることも忘れてはいけません。
それが倫理や道徳といった類のお話です。
「相手がどう感じるだろうか」
という価値基準で行動をとることへの習慣づけが成されていれば、もっと世の中に笑顔は増えるはずです。
喩えば。
道を譲らなければいけないというルールはないけれども・・・というお話。
3日前にキャンセルをしても規則上は何も悪くない・・・というお話。
規則上は確かにOKです。
でも・・・に続くストーリーを皆様にも熱く語って頂きたいのです。
夏目漱石の言葉を引用すれば「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」とあるように、智(理屈)だけで生きていても世の中が円滑回るわけではありませんし、人間の行動原理(快・不快)で考えれば情(非理屈的要素)の存在を理解する必要は大いに在ります。
だって、自分、間違ってないもん!
正しいことで世の中を動かせるわけではないということを理解すると共に、私たちは正しさを追求する以上に、目の前で起こる「事」目の前にいる「人」に集中し、今この瞬間にどんな自分が社会から求められているかを探る基本姿勢を身に着けていなければなりません。
こんなことやるのは シャク だなぁ、、という考えを撤廃しましょう。
そして「粋なはからいだ」と言われるような対応で他者を感動の渦に巻き込もうとするエンタープライズがあっても良いのでは。
明日は講演会です。
明日の夜には「本日のまとめ」と題して講演会に参加してくださった皆様の復習となるような記事をお送りいたします。
そしていつもブログをご覧頂いている皆様にとっても活動報告の一環としてご覧頂ければ幸いです。
演題は「子供の非認知能力と大人のEQ」~生きる力ってなんだろう~ です