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Cinecamera Journal

誰もがそれを知っている

2019.06.07 03:38

(画像はヒューマントラストシネマ有楽町のHPより)

6月1日から公開の『誰もがそれを知っている』をみた。

サイコスリラーというジャンルに入れてしまうとこの映画は異質な気がする。

アスガー・ファルハディ監督が描きたかったのは、人間が持つ負の感情、秘密や嘘による関係性の危うさではないか。

前半の陽気な演出と、後半の重苦しい空気感のコントラストが印象的です。

最後のシーンがとても面白いと思う。