水毒(すいどく)水滞(すいたい)
2019.06.07 03:06
梅雨入りも間近でしょうか。
中医学に「水毒」または「水滞」という用語があります。
東洋医学では体内の「気・血・水」という3つの要素が正常にバランスを保っているかを常に考えます。
水毒とは「水」の部分、体内の水分代謝がうまく働いていない状態を示します。
むくみを感じたり、体が重い・関節痛・しびれ・めまい・下痢などの症状がある方は体内の水分代謝がよくないかもしれません。
水毒タイプの方は食べ物や飲み物で摂取した水分が汗や尿から排出されずに体内に溜まってしまっています。
膀胱や腎臓の働きが悪いということもありますが、やはり体内が冷えていることが多いです。
これからジメジメとした季節になり、冷たいものばかりを摂取したり、長時間クーラーの部屋にいるなど、体を冷やす環境での生活になる方も多いと思いますが、浴槽に浸かる入浴や軽い運動で上手に汗をかく工夫をして頂きたいです。
鍼灸治療でのお灸は特にお腹の冷えを改善する効果があります。
夏の冷えを感じる方、是非一度鍼灸治療をお試し下さい。
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*画像は「マイナビウーマン」さんからお借りしました