第5回 "春の祭典"ご来場ありがとうございました
第5回 神大 Art Project "春の祭典" にお越しいただき、誠にありがとうございました!
本コンサートのテーマは「春の祭典」
受付横に設置しておりましたウェルカムボードです!
絵:引頭里沙子
新元号令和・春・Art Project 4期幕開けの公演
3つに代表される新しい出会いを祝福するコンサートになるよう願いを込めました。
一週間の最後に、心安らぐ空間をお届けできれば幸いです。
それでは本番の様子をお写真でご紹介いたします
第1部
1. オープニング
出演:嘉屋翔大 後藤俊星 初田響子 熊谷俊佑 長野里音
ダンスワークショップ
熊谷俊佑
今回はダンスによく取り入れられる "スピン" についてどのように回っているのかお話しさせていただきました!片足立ちでもう片方の足は折り曲げ、軸足は爪先立ち、背筋ピン!
少しの時間でしたがダンサーの気分を味わっていただけましたでしょうか?
ご協力くださったお客様、本当にありがとうございました!
2. スケルツォ第2番 Op.31 F.ショパン
Pf. 石井 未羽
ショパンはポーランド前期ロマン派音楽を代表する作曲家です。スケルツォは、速い3拍子の曲で「冗談」という意味です。ショパンが作曲した4つのスケルツォのうち、この第2番は「問いかけと応答」の深刻なフレーズで始まり、音域の広い華麗なアルペジオや跳躍、そして輝かしい演奏技巧も盛り込まれている曲です。私にとって技術的に困難な曲でしたが、慎重に丁寧に練習をしました。とても「冗談」とは言えないシリアスな、更に予測不可能な曲の進行をお楽しみください。
3. ツィゴイネルワイゼン P .サラサーテ
Vn. 岩井 夏葵 Pf. 原田 恵
スペインのヴァイオリニスト兼作曲家、サラサーテが 1878 年に完成させた代表作です。 「ロマの旋律」という意味のタイトルで、ドラマチックな構成と哀愁を誘う旋律が特徴的と なっています。ヴァイオリンの様々な音色を是非お楽しみください。
第2部
4. 地球共鳴 菅野よう子
Dance 後藤 俊星
菅野よう子は宮城県出身の作曲家で、CM やドラマ、映画のサウンドトラックの他に、アニメやゲーム の挿入歌も数多くプロデュースしています。今回使用する「地球共鳴」は、『地球少女アルジュナ』というアニメの挿入歌で、TBS の「林先生が驚く初耳学!」のオープニングにも使われています。リズムが難しいですが気分が高揚する曲なのでぜひ楽しんでください。
5. 幻想曲 Op.79 G.フォーレ
Fl. 松田 成仁 Pf. 宮崎 香佳
フォーレ(Gabriel Urbain Fauré, 1845-1924)は、フランスの作曲家であり、パリ国立高等音楽院の 院長としても活躍しました。今回演奏する曲は、音楽院の卒業試験のために作曲されました。 前半は緩やかな憂いを帯びた旋律で始まり、後半は華やかなロンドへと進展します。
6. 小組曲より I.小舟にて IV.バレエ C.ドビュッシー
Primo. 藤木 あやめ Second. 原田 恵
1888~89 年、4手ピアノのために作曲されたドビュッシーの作曲初期の作品の1つで、4つの小曲から 成り立っています。優雅で繊細、軽妙洒脱な雰囲気が特徴的となっています。今回はその中から第1曲と 第4曲を演奏します。
̶ I. 小舟にて
ドビュッシーが敬愛していたフランスを代表する詩人の1人、ポール・ヴェルレーヌ(仏:1844~1896)の 詩集『艶なる宴』の中から題名をとっています。Second が奏するさざ波のような分散和音の上を Primo の舟歌が優雅に、ゆるやかに流れていきます。
̶ IV. バレエ
ルイ14世が踊ったというバレエをイメージして作られた曲です。全体的に軽快で弾むような曲調と なっています。中間部で穏やかなワルツとなり最後は管弦楽的で壮大に終わります。
7. ピアノ三重奏曲Kv.496全楽章 W.A.モーツァルト
Vn. 北吉 芳 Vc. 小林 ゆずか Pf. 宮崎 香佳
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)はウィーン古典派の音楽家です。1786 年に作曲されたこの曲は、植物学者ジャカン家での集まりで演奏するために作られたと言われています。モーツァルトはこの曲以前にも、ピアノ三重奏曲と呼ばれている作品を残していますが、ピアノが主であったことなどから、この曲が弦楽器とピアノが対等である最初の三重奏曲である、と言われています。各楽器間での対話を楽しみながら、お聞きください。
今回のコンサートは以上の7つのプログラムでお送りいたしました!!
皆様楽しんでいただけましたでしょうか??
最後は出演者・スタッフの集合写真です!
次のコンサートは7月5日(金)を予定しております!
詳細は追ってこちらのホームページや各種SNSを更新いたしますので是非ご覧下さいませ。
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