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すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

講評をいただいて

2019.06.07 14:24

お香の調合は、試行錯誤の連続です。

自分では良いと思っていても、このイメージがその通りに伝わっているのか、という不安は常につきまとってきます。

先日、去年講評をいただくためにお送りしていた匂い袋と練香が、講評を終えて返ってきたと、私の先生より連絡がありました。


講評をいただいたのは、先生の先生と、香りの専門家の先生のお二方。


講評は、概ね良いものでホッとしました。

専門家の先生からは、練香、匂い袋、それぞれイメージ通りの良品、優良品と評価していただき、悩んで調合したかいあったな〜と、嬉しく思いました。


また、先生の先生、大先生からは、練香「15種類以上もの香原料を調合しながら、奇跡的にまとめられている」という評価をいただきました。

良い香りだったので、結果オーライ!とのお言葉でしたが、「一歩間違えたら、非常に危険」とも。

それをうかがって、

なるほどと思いました。


シンプルに、それぞれ香りの力を最大限に生かす。

そして、余白を残して、余韻を残す。

これが、和の文化というものですよね。


もっと香りをきいて、精進せねばと

心新たにした一日でした。