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風とたね

ゼロになることで満ちる

2019.06.08 06:39

すごいことに気づいちゃった!!

と興奮気味の風とたね店主です^^


今日もご訪問ありがとうございます♡

佐賀は肌寒い朝の雨から、むしっとする午後へと突入。

やっぱり日本の夏は湿気が半端じゃない。

こんな時ほど、足首がキンキンに冷えますので、足を優しくマッサージしてさすってあげてくださいね。

私はじ~っと足首を持って温めてあげるのが好きです。

そして足が温まるとこころがま~るくなるの。

不思議ですね。


さてさて。

冒頭の「すごいことに気づいちゃった!」に戻ります 笑


今日、車の中で、2歳の娘を後部座席に乗せて運転していたら、こんな言葉が湧いてきたんです。

「瞬間瞬間に満足する」

って。


2歳の娘を見ていると、

笑って

泣いて

怒って

喜んで

ふざけて

すねて

また笑って

って、すんごいスピードで展開します。

全く引きずらない。

その疾走感たるや。

そして瞬間瞬間がぴちぴちに新鮮でエネルギーに満ちている


そんな姿を見ていると、可愛くてたまらない。

目が離せない。

ずっと見ていたくなる。


で、このたびね、

あ、これでいいんだ、、、って、遅まきながら気づいちゃったんです。


瞬間瞬間に満足できれば、もうそれだけで幸福だと。


大人って、ちゃんと感じ切れないままに、

「はい、次。はい、次。次につなげなくちゃ。意味あることにしなくちゃ。」って忙しい。

だから感情がちゃんと昇華しきれない。

喜びも喜びで、その瞬間にスパークさせてあげれればいい。

悲しみも悲しみで、その瞬間に感じ切ってあげればいい。

喜びも悲しみも、ポジティブもネガティブも、感じ切ってあげると満足するんです。

「嬉しい・・・でもこれちゃんと次につながるかしら?」

「やったー・・・でもこれって意味あるかな?」

って、これってさ、終わりのない追いかけっこ。


だってね、そもそも、意味なんかないんだもん


私たち、感じたくて生きている。

そのために、わざわざこの地球にからだをもって生まれてきた


「意味がないとダメなんだ」って、これかなり強力な思い込みだね

私の中にもあるある~!!


「成果に結びつかないとダメなんだ」って、これもあるあるでしょ?


2歳の娘の目の輝きを見て、や~っと腑に落ちた。

感じることはそれだけで喜びなんだって

だって、泣いている姿も、笑っている姿も、等しく生き生きとしているんだもの

目が輝いている。


そしてさ、

「今泣いたカラスがもう笑った」って言葉がぴったりなほどに、

感情にあとくされがない。

100%出し切って、感じ切って、昇華するんだね。

すると空っぽになる。

そうすると次の展開がやってきて、また100%で感じ切る。そんな感じ。


瞬間瞬間に感じ切る、それだけでいいんだって思うとさ

すっっっっごく氣が軽くなったの。


せっかく楽しいことがあったのに、どこかで「これに何の意味があるんだろう・・・?」って考えちゃってちょっと暗くなることないですか?

私はある。

で、喜びそこねたり。

感じ切れずに終わって、満足できなかったり。


「これに何の意味が・・・?」って、めちゃくちゃよこしまな思考だね。

嬉しい~~!!めっちゃ楽しいよ~♡

はい、終わり。次。で良いのにね。

意味なんてくっつけなくても、成果なんて考えなくても。


感情を感じ切って、昇華すると、次の展開がやってくる。

空っぽにならないと、次のステージに行かない。

感じ切らないままに、無理に進んでいくと、同じような展開が待っていて、また同じように抑圧してしまったり、欝々としてしまったり、悶々としてしまったり。


だけど、私たちのからだって、「空っぽになって満ちる」を瞬間瞬間繰り返していると思うの。

細胞は、死と再生を繰り返し、繰り返しながら、私たちのエネルギーを動かしている

「一度死ぬ=ゼロになる」と「生きる」がスピーディーに展開し、まるでふたつがひとつのよう。

死と生がそれでまるっとセットなんです。


それでエネルギーは廻っている。


感情もエネルギー。

だから、感情を出し切り、感じ切り、次に進んでいく子どもたちは、あんなにもキラキラと輝いているんだ。


「今、ここを生きる」

「マインドフルネス」

って、今盛んに言われていますけど、子どもを見て、またしみじみと分かった氣がします。


喜びや楽しみだけではない。

悲しみや怒りだって、感じ切ると満足する。

ゼロになることで満ちるなんて、これはすごい発見だぞ。

いや、頭では分かってるつもりだったけど、やっとこさ腑に落ちた。


お月さまの満ち欠けのように。

私たちのからだの細胞たちのように。

赤ちゃんや幼い子どもたちのように。


感情を感じ切って、ゼロになって、そして満ちていこう。

泣いて

笑って

怒って

喜ぶ


大人になるってことは

感情をコントロールすることじゃない。

愛想笑いすることじゃない。

自分の感じたことを、感情を、受け止めて受け容れて、感じ切って、手放すことのできる人になるってこと。

それってめちゃくちゃ魅力的な人じゃないですか?


自分の感じることを無視して、「こうしなくちゃ」「こうあるべき」と押し込めることのできる人を「大人」と呼んでいた、そんな時代にはもうサヨナラ。


自分の感じたことに100%OKを出せることこそ本当の成熟です。

そして、感じ切って、手放し、次に進める人。

こんな人を「自立した大人」と呼びたいね。



Love,

Shoko