ワインのテイスティングは同条件が良い⁈
2019.06.10 06:00
テイスティングをする上で大切なことは、できるだけ同条件に合わせるという事です。
1、時間帯を同条件にする
自分で決めた時間にテイスティングをする事で感覚や体調のブレをなくす効果が得られます。
テイスティングは朝10時頃が良いとされ、いつテイスティングを行うのかにより味わいの感覚が少しだけ変わります。
私の場合は、仕事の合間の16時~17時に毎回テイスティングをしているていました。たまに、朝テイスティングをすると同じワインでも酸やタンニン分が強く感じたりします。
そういう時は、なんでも良いので少しワインを口に含み舌全体になじませてからテイスティングを行うと良いですよ。
2、同じ量のワインを口に含む
ワインの量が多いと感じ方が強くなりますし、少ないと弱く感じる事でしょう。
味覚はとても繊細なので、軽いワインを多めに口に入れて「これはパワフルだ!」なんていわないように、量がパワフルなだけに…少なからず量は一定に保つようにしましょう。
一回に含む量は10~15CC程を、10秒~15秒口の中に滞在させると良いですよ。
このように出来るだけ同条件でテイスティングする事により、一回のトレーニングのパフォーマンスを上げられるようにすると良いですね。
また、前回お伝えした「味覚地図」に当てはめ、舌のどの部分に当てると甘味や酸味、苦味、渋みを感じるのか意識することも大切ですね。