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58.パーソナル・アイデンティティ(Personal Identity)

2019.06.09 05:53

アリゾナのフェニックスには2軒のディスコがあり、たしか、その一つが「Lucky」だったと記憶していますが、入り口で「ID」を見せなさい「Show me your ID」と言われました。つまり、州によって異なりますが、アルコール類は18歳以上でなければならず、その証明を見せなさいとうことでした。「ID」はアイデンティティの頭文字をとったものですが、この場合は年齢を明示できるもので、パスポート・運転免許書など写真入りの身分証明書の提示を求められていました。

通常は、身分証明書や履歴書に記載されていることが「自分自身の証明」すなわち「パーソナル・アイデンティティ」ですが、友人から尋ねられた質問は私たち日本人としての「内的証拠」を聞かれていたのです。世界的に有名な「サムライ」とか「京都の歴史」などは日本人ならば当然知っていなければならないこと、それらに関して無知ゆえに満足に応えられない、だから「貴方は日本人ではない」と揶揄されているようでした。日本人として固有の考え方、哲学、人生観などがあるはずで、それらを知らなくては日本人として容認されないということです。それが備わって、初めて国際的に活躍できる日本人になれるのでしょう。