GW・北イタリアの旅、シルミオーネの夕暮れ
今年の5月1日から4日まで、北イタリア・ロンバルディア州にあるイタリア一大きい湖、ガルダ湖の湖畔にあるシルミオーネという町で過ごしました。ガルダ湖は南北に細長く、南端は丸みを帯びていてそこから細長い岬が北に向かって伸び出しています。その岬に在るのがシルミオーネの町で、温泉が湧くのでローマ時代から温泉保養地として栄えたそうです。
私たちが滞在したヴィラ・コルティーネ・パレス・ホテル Villa Cortine Palace Hotel の308号室、デラックス・プレステージ・ルーム Delux Prestige Room から見た夕日です。このホテルは、 シルミオーネの中心地であるスカラ家の城塞 Rocca Scaligera からさらに岬の先端へ向かって徒歩10分ほどの閑静な場所にあります。
5月1日は水曜日でしたが、かの地は折しもメーデーの休日のため観光客でごった返していました。
大きな木の向こうに見えているのが、シルミオーネで最も人気があってシンポリックな観光スポットであるスカラ家の城塞です。
スカラ家の城塞のとなりにボートの船着き場があり、ここから出るボートの船長さんと午後7時に約束して、プライベート・サンセット・クルーズ、25分の旅にいざ、出発です。
ボートのキャプテンこと船長さん、山盛りのイチゴをご準備くださり、よく冷えたプロセコを開栓くださいました♬日に焼けた肌と明るさに圧倒されます。
船着き場近くにあるホテルと城塞に西日が当たっています。
午後7時を過ぎていましたがまだまだ日が高いのですね。
岬の高台には私たちが滞在しているホテルの建物がチラッと見えます。
ホテルの近くにある温泉施設。温泉プールは湖面とほぼ同じレベルです。
ローマ時代の遺跡 Grotte di Catullo が岬の先端部近くに見えてきました。
ローマ時代の遺跡もけっこう高台にあります。岬をくるっと回って反対側から、スカラ家の城塞に戻ります。
そうこうするうちに日が傾いてきました。
城塞の間にある水路を抜けていきます。
入り組んだ城塞の壁の土台はすべて湖の中に在るのがわかります。
あそこをくぐって反対側へ参ります。
見上げればこんな感じです。
美しい瞬間を捉えることができました。
名残を惜しみながら、船長さんにお礼を伝えて下船しました。
太陽が沈んでしまう前に、西側を向いたホテルの部屋に戻りましょう。部屋のドアを開けると、最初の写真の光景が目の前に広がったのでした。
日が沈んでいきます。
そしてあっという間にガルダ湖に宵闇が下りてきたのでした。