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楽助

梅雨に入ったら気を付けたいこと

2019.06.09 11:40

梅雨に入ったら気をつけたいのが、耳の病気、皮膚のトラブル、運動不足です。


特に、普段から耳が汚れやすい犬や、垂れ耳の犬は要注意です。

梅雨のジメジメした湿気が原因で、普段なら気づいたら汚れていたぐらいのペースでも梅雨になると、一気に様子が悪化するので毎日こまめにチェクしてあげるのがいいです。

いつもより汚れる頻度が早い、汚れが多い、耳に赤みがある、腫れている、匂いがキツイなどいつもと違う場合は早めに動物病院で治療を行ってください。

治療は早期に取り組めば軽症で完治も早いです。



普段から耳が汚れやすい犬は、皮膚トラブルを抱えている犬が多いです。

皮膚のトラブル(アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、食物アレルギーなど)のある犬は外耳炎も併発している場合がほとんどです。

アレルギー性皮膚炎等の皮膚トラブルの場合、皮膚のバリア機能の低下、皮膚の乾燥、細菌、体質、食べ物、免疫力の低下、ストレスなどいろいろな要因が複雑に絡まっているため、治療は長期になり、改善も時間が掛かります。


シーズー、柴、フレンチブルドッグ等先天的に皮膚トラブルになりやすい犬種は、年間を通してケアや治療を継続していますが、特に梅雨の時期は皮膚トラブルが悪化して困っているというお話しを聞きます。


湿気と、運動不足によるストレスで、悪い条件がダブルでやってきます。


梅雨の時期の運動不足はどうしても仕方がないですが、

耳のケアはこの時期は特に気を付けてあげることで早期発見、早期治療に繋がります。


運動不足も、晴れ間を狙って散歩に行く。家の中での遊びを増やす、犬と一緒に行ける店に行く、室内ドッグランに行くなど、なるべくストレスが発散できるようにしてあげて下さい。

もし家にランニングマシンがあれば、犬が怖がりでないなら応急でランニングマシンに犬を走らせるという手もあります。(笑)

(※犬が慣れるまでは低速で練習して下さい。怖がって嫌がる場合は無理強いはしないようお願いします。)