見えないお稽古
こんにちは。
「こころの木」代表の みっち です。
先月のミニミニパフォーマンス時、
奇跡的な時間が流れて、
本当に素晴らしいことが起こっていたのですが、
それについて観客の皆さんが、
「きっと、素晴らしくお稽古されたのでしょうね」
ということを口々に仰ってくださり、
なんとも嬉しいばかりです。
しかし…
皆さんが想像するようなお稽古はあまりしていません。
(コラコラ^^;
基本のスタイルを確認し鍛錬するようなお稽古をすることもありますが、
そこにはあまり力を注いでいないというか、なんというか…
大事な要素だとわかっているので、
必要な時に必要なだけお稽古も練習もしますが、
「こころの木」は、それがメインではない、という感じなのです。
このブログでも何度か書いていますが、
私達は、目には見えない心の中を磨こうと試みているグループです。
型の練習も、意識の共有も、
心の内側が穏やかで柔らかでないと、
受け付けられないものだと感じているからです。
穏やかでも柔らかでもない時は、
今、そういう状態なんだということをメンバー同士で分かち合うこともします。
お稽古やワークショップの際に、
「体調があまり良くないから、ちょっと配慮してほしい」
「足を怪我しているから、時々休むこともあるかも」
「今日はたくさん動きたい!」
といったことをシェアすることがありますが、
そんな感覚で、心の状態もできる限りシェアして、
お互いに心得ておくことが大事だな、と思うからです。
私達は、ゴリゴリの練習はあまりしないかもしれませんが、
心についてはゴリゴリ扱っているのかもしれません。
見えないお稽古、なのかもしれませんね。
ちなみに、
先日のミニミニパフォーマンスの際は、
午前中、型の確認のために軽くお稽古…のつもりが、
浜辺で集合としてしまったために、
裸足になって波と戯れ、砂に埋もれて存分にアーシングするという結果に。
でもそのお陰で、充分にリラックスできたし、
直前までモヤッとしていた事柄をシェアできたりなど、
とても有意義な「見えないお稽古」の時間となりました。
意識的であれば、どこでも「見えないお稽古」は可能なのですね。