【伝筆】夏は夜 月のころはさらなり
2019.08.05 15:00
こんにちは。
埼玉の伝筆(つてふで)講師ゆうです。
夏は夜。
月のころはさらなり、
闇もなほ
ほたるの多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、
ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。
伝筆は、
はがきににおさめるために
最後をはしょりました。
清少納言さん、ごめんなさい。
6月の季節の伝筆講座で、
皆さんに
チャレンジしていただきました。
枕草子は京都で書かれたものなので、
関西弁で読み上げて、ご紹介。
標準語で読むのとは、
全く味わいが変わるんです。
そして、
情景をご参加の皆さまと共有します。
今と平安の世との違いは、光の量。
夏の夜の月明かりや、蛍の光は
さぞかし明るかったでしょう。
それに音の量も違う。
しーんと静まりかえった夏の夜に
雨の降る音だけが聞こえる…。
ざーざーざー。
月明かりも無い中で。
今では味わえない静けさでしょう。
伝筆のおかげで、
いろんな世を
皆さまと楽しんでます。