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British bake on

イギリスの天気ともろもろこと The British weather

2019.06.11 07:04

こんにちは!

トットネスに来て今日で約1週間です。

今は朝の9時なので、日本は夕方5時ごろでしょうか?


思った以上に時差ボケが続いていて、4時になるとあくびが止まらなくなります。



さて、イギリス人は老若男女関わらず、必ず会話の最初に天気の話をします。

なぜかというと、イギリスの天気は瞬間的に変わっていくからです。

さっきまでお日様が出ていたのにいきなり土砂降り、とか、家の裏と表で天気が違う、とか。


お隣のフランス人でさえ、その天気の移り変わり様に「理解できない」と頭を抱えるほどです。



なぜ天気の話をしているかというと、現在6月ではあり得ないほど、寒くて風が強くて、とにかく天気が悪いからなんです。

今の季節、徐々に暖かくなってそこら中が可愛いお花で溢れているはず、なんですが、最高気温が15度いかない日が続いています。気温一桁の時間も長く、静岡出身の私にはまさに冬の気温です。



しかし、こんな時に発揮されるのがイギリス人特有のサーカズムです。



sarcasmとは直訳すると皮肉を言うことなので、本来あまり好まれない性格だと思うのですが、イギリス人全てが多かれ少なかれ持っていると私が信じているものです。

私のイギリス好きの要因の1つがこのサーカズムで、このやりとりが始まると私の英語力ではついていけないのですが、本当に面白いんです。


ほんの一例ですが、例えば天気について ”What’s a lovely weather!” や ”British sunshine” なんて言ってみたり(どちらも突然の雨を指しています)、何か嫌なこと、好ましくないことに対して ”lovely” や ”thank you very much” と反対のことを言ってみたり。


私のホストファミリーは、こういう言葉のやりとりが好きで、夕飯の食卓ではちょっとしたことに対して、わざと反対の意見を言ったりして議論を持ち掛け、ヒートアップした結果、頭を抱えたお母さんに “shut up!!” と毎回怒られています。



さてさて、そんなブリティッシュウェザーですが、本当に瞬間的に天気が変わるので、傘をささない人も多く、みんな平気(に見える)で雨の中を歩き回っています。

私も最初は傘をさしていましたが、最近は土砂降りでもない限り気にしないことにしています。

こんないやな天気のことばかり書いていると、イギリスの食事はまずい、みたいな変なステレオタイプを植えつけてしまいそうですが、イギリスにはそんな天気を吹き飛ばしてしまう様な良いところも沢山あります。



古き良きティータイムと永遠に続きそうなカントリーサイドの風景、そしてガーデニングです。



古き良きティーハウス、と言いたいところですが、本当に昔からあるティーハウスを探すのは今ではとても難しく、多くが人に譲って新しくなってしまったり、なくなってしまったりしています。

しかし、未だにティータイムの文化は健在で、ちょっとした休憩に、お出かけの途中で、はたまたティー自体を目的にして、多くの人がティータイムを楽しんでいます。


イギリスはガーデニングの国としても有名ですが、ナーサリーnurseryには必ずと言っていいほど、気持ちの良いティールームが付いていて、そこでのお茶は格別なものです。



と言うわけで、今日はイギリスの天気ともろもろについてでした。

来週は帰国していますが、またトットネスとその周辺のお話ができたらと思います。

それでは〜

上の写真は奇跡的に晴れた瞬間です。この日の朝と夜はなかなかに寒くて、雨も強くて、まさかこんなにいい天気になるとは!こういうサプライズもイギリスの楽しいところ、かも?