夏の暑さ対策は、冬にも使える天然素材のお下着類がおススメです!
こんにちは。栗原貴子です。
本日の東京は晴れ、最高気温23度、最低気温15度。
「きもの日和」でございました。
この結城紬はリサイクル店で10年ほど前に購入した時は袷でしたが、自分の寸法に仕立て直す際に単衣にした一枚です。
袷(あわせ)=裏地がついたきもの
単衣(ひとえ)=裏地がついていないきもの
帯は数年前に名古屋の「きもの水流」さんで求めたバリ更紗の名古屋帯。
きもの水流さんはコチラ
「きもの水流」さんは、そのお品の画像を眺めているだけで「ほえ~~~。どれも素敵~~~~」となる選りすぐりの逸品揃い。さらに店主の足立さんが面白すぎる、という大変、魅力的なお店です。
午後から徒歩20分ほどの場所にある、鎮守神社に日傘をさして参りましたが、暑さを感じることもなくとっても快適でした。
数年ほど前から、真夏はもちろんですが初夏から初秋の頃まで「きもの暑い問題」が深刻になっておりました。気温が上がっているというのはもちろんですが、一方で「節電意識の高まりにより、冷房ガンガンスポットが消滅している」という事情があるからです。
以前は冷房シーズンになると、女性たちは屋内では羽織ものなくては耐え難いほどに冷房が効いておりました。
『半袖では寒いよね。きものでちょうどいいのですもの』
と思っていたのですが、昨今では半袖、ノースリーブ姿の女性たちがカフェで談笑できるぐらいのささやかな冷やし具合が主流になっております。
これは、きもの女子にとっては「外を歩いて上がった体温がまったく下げられない」温度。
とはいえ。
地球のことを考えたら、人間は節電すべし、です。
なので。
「すみませんけど、もう少し、冷房を効かせてくださらない?」
持ち前の謎の威圧感をマックスに高めて、気の弱そうな店員さんを脅す、もといお願いするという方法ではなく。自分の工夫で「きもの暑いよ問題」をどうにかできないか、を探求してきました。
その探求の結果は。
長襦袢や下着類は「100%天然素材」
やっぱりこれが一番、快適!!!!です!
主な素材は本麻やへちま、そして綿、です。
天然素材のよいところは。
冬も寒くない、というかむしろ温かいかも。。。
という点。
夏は涼しく、冬は温かいって万能じゃないですか?
きもの姿の冬の寒さを感じるパーツって「首」「手首」「足首」なのですね。
胴体部分は帯もあるので温かい。なので、暖房が効いているとじんわりと汗ばんでいるんです。湿った状態を放っておくと、冷えます。でも天然素材はそこらへんも上手に通気できるので、必要以上に冷えないのだと思うのだけど、すみません。よく分かりません。。。。
私の自分実験の結果がそうなのでした!!!でお許しを。
天然繊維の製品はそうでないモノと比べると、ちょっとお高めです。
でも、通年使えるので、新調されるのであれば天然繊維のモノをお求めになったほうがお得。
帯板などは使い勝手も、天然素材のもののほうがよいです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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