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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(楽屋裏⑰)

2019.06.11 10:00

「理愛、いいタイミングで来たな」




「広臣さん」




瞬間に隆二の表情が曇ったのを、臣は見逃さなかった。




「この顔だよ…」




「理愛!俺たちは何も疑われるような事してないって言ってやってよ」




「理太がパパって呼んだから…」




「信じたいけど…」




「火のないところに煙は…って言うし」




「ほら!やっぱ疑ってる」




「隆二さん…」




「乃愛を連れて地球に戻ってからは、広臣さんとは一度も二人っきりで会ってません。

本当です」




理愛は顔色一つ変えずにそう返した。




「見ろ!濡れ衣だ」




「…まだ分別もつかないBEBYが、知らない男にパーパっていう?」




「それは…」




「自宅で寛いでいるときは決まって、三代目や、お二人のソロライブの映像を流していて…」




「理太、広臣さんが登場すると、大泣きしていても途端に機嫌が良くなるんです」




「嬉しいね。最年少のファンが増えた」




「いつの頃からか、画面を指差してパパパパって言うようになって」




「乃愛の真似してるんじゃないの?」




「そうかもしれません」




窓際に立つ隆二は仏頂面をしている。




「ほら、そんな顔すんなって!可愛くねぇぞ」




臣は隆二の両頬を軽く掴んで左右に振った。




「離せよ!気安く触んな…あっ!!」




強めに隆二を引き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。




「機嫌直して、隆子ちゃん…」




「理愛ちゃんが見てる前で!!…離せ💦」




「るせぇ!!じっとしてろ❗」




「あの」




「ごめんね💦理愛ちゃん!離せよ💦臣、この馬鹿力っ💦」




「あの、そのままで聞いて下さい」




つづく