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26.3種類のタイプ別分類方法 その3

2019.06.17 06:00

前回の白ワインに引き続き、赤ワインを大きく3つに分類します。


赤ワインは香りが複雑に絡み合っているので分類も2つのタイプが混ざっていたりもするのですが、どちらかといえばこのタイプかなぁぐらいな気持ちで進めていきましょう。


(1)赤系果実中心の軽やかなタイプ

(2)黒系果実のしっかりタイプ

(3)果実味よりも土やスパイスなどの香りが中心の熟成タイプ


これらにはどの様な品種や特徴があるのでしょうか。


試験に出題される主要黒ブドウ品種は、CS 、Me、PN、GM、Sy(Sy's)、Te、MB(マルベック)、SG、NB、MBA(マスカット ベーリー A)です。

これらのブドウ品種に絞り込んで対策を立てると良いです。

その他のブドウ品種が出題されても、タイプさえ間違えなければ大丈夫です。


(1)赤系果実中心の軽やかなタイプとは?

色調が淡く、赤系果実の香り(イチゴやラズベリー)が中心、フレッシュで酸も豊富、味わいは軽やかなタイプです。


→PN、GM、MBA など。


(2)黒系果実のしっかりタイプとは?

色調が濃く、黒系果実の香り(ブルーベリーやカシス、ブラックベリーやチェリー、場合により乾燥イチジクまで)が中心、しっかりとした果実味に加え豊富な酸やタンニンが複雑に混ざりあうタイプです。


→CS 、Me、Sy(Sy's)、MBなど。


(3)果実味よりもスパイスや土などの香りが中心の熟成タイプとは?

色調は様々で、熟成により縁の部分がオレンジがかった色に変化しているのもあります。黒系果実の香り(カシスから乾燥イチジクまで)が中心、スパイスの香りに加え、瓶詰め出荷までに熟成させた事による、熟成香(タバコ、紅茶、なめし皮)などが複雑に混ざりあうタイプです。


→Te、SG、NBなど。


初めはなんとなくで大丈夫です。意識して違いを見つけようとする気持ちが大切です。少しずつ、1つ1つ香りを探っていってみて下さい。


継続は力なり!頑張りましょう。