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【 実証実験 】「日比谷音楽祭」での「&HANDボランティア」実証実験レポート

2019.06.12 00:34

一般社団法人PLAYERSと公益財団法人日本ケアフィット共育機構の共同で実施した、スポーツや音楽イベントなどでのボランティア活動を支援する「ボランティア用&HAND」実証実験の結果をご報告します。引き続き、実証実験の結果をもとにサービス改善を行ってまいります。




「ボランティア用&HAND」サービス概要

イベント会場におけるボランティア活動において、手助けを必要とする人がスムーズにボランティアと出会えなかったり、依頼内容によっては手間や時間を要してしまうことがある。「ボランティア用&HAND」は、手助けを必要とする人とボランティアを発信機を内蔵した「&HANDデバイス」と「LINEアプリ」でつなげ、より迅速かつ的確なサポートを実現します。


「ボランティア用&HAND」実証実験

「日比谷音楽祭」にて「&HAND」の仕組みを用いて、障害者(視覚障害者・車いす利用者)とボランティアスタッフのマッチングを行います。 


検証内容


実験方法


実施主体  一般社団法人PLAYERS 公益財団法人日本ケアフィット共育機構

日比谷音楽祭 https://hibiyamusicfes.jp/

リリース https://www.andhand-project.com/posts/6346855



被験者:車いす利用者

Aさん 20代 男性 手動車いす(杖を所持しているが利用するのは職場と緊急時のみ)

野外音楽イベント:はじめて(応援しているミュージシャンの路上ライブに、電車で1時間半かけて行ったことがある)



野外音楽イベントは気分転換に最高!


野外イベントでの困りゴト


&HANDがあれば安心してイベントに参加できる




被験者:視覚障害者

Bさん 20代 女性 2種5級(弱視)

音楽イベント:2・3回 / 年 野外音楽イベント:1回

Cさん 30代 男性 1種2級(白杖)

音楽イベント:よく行く

DE夫妻 20代 男性 1種1級(白杖)・30代 女性 1種2級(白杖)

音楽イベント:はじめて 2人で食事や地元のお祭りに行ったりする



野外音楽イベントを満喫!


&HANDはイベントへの強い参加動機になる

「ボランティア用&HAND」が採用されたイベントは、「行ったら何とかなるから、とりあえず行ってみよう!」と思えるので、参加の後押しになる。
視覚障害者にとって1人でのイベント参加は敷居が高いが、「ボランティア用&HAND」が採用されていると、障害者に配慮したイベントであると目印になって、参加したいと思う。
友達といる時はサポートを頼めるが1人の時は不安なので、事前に「ボランティア用&HAND」があることが分かれば、1人でも参加しようと思える。
「ボランティア用&HAND」がもっとイベントに採用されれば、視覚障害者の人生の楽しみが増える。
&HANDは安心感があって気軽にサポートをお願いできる
屋台での買い物など、ちょっとした事は自力でがんばって何とかしていたが、&HANDがあれば気軽にお願いできて助かった。
困った時に自分から声を出すのではなく、ボタンでボランティアさんを呼べるのが良い。
ボランティアさんにずっと付いてきてもらうのは気が引けるが。&HANDは困った時に気軽にお願いできる。
待っていれば、むこうから来てくれる安心感がある。
ポートしてもらっている最中のボランティアさんとの会話が楽しかった。
サポート時はとても親切にしてもらえて良かった。


ボランティア用&HANDについて改善して欲しい所


野外イベントでの困りゴト


ボランティアへの要望




被験者:ボランティア

Fさん 20代 男性

ボランティア経験:3~4年(計7回)

Gさん 20代 女性

ボランティア経験:5年(計3回)

Hさん 女性

ボランティア経験:8年



&HANDでより積極的に活動でき、互いに満足感が得られる!


ボランティア用&HANDについて改善して欲しい所


ボランティア活動での困りゴト





これまでに実施した実証実験