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台湾いとしこいし

餃子の王将♪ 台北に来てくれてありがとう!

2019.06.12 13:20

子供のころから、「餃子の王将」が大好きだ。

高級店のこだわりの美味とはちがう、そこそこ美味しくて安いチェーン店。でもだからこそいつまでも飽きなくて、いつも食べたくなる味。

日本で働いていた時も、月に2~3回、下手したら週一で通勤途中の乗換駅の王将に通っていた。

特に餃子が大好きで、ダブル餃子定食にするか、ご飯はやめて餃子3人前にしたりするくらいの勢いで食べていた。

留学してからも、帰省時には少なくとも1回は食べに行く。

本当に、本当に、本当に、餃子の王将の餃子が大好きだ。


あ、ここでいう「餃子の王将」は、京都発の、赤地に黄色と緑の線が入ってる看板のお店で、大阪城のマークのほうとは違いますからね、そこんとこよろしく。


台湾には大阪の王将の方が先に進出してきてて、店舗も多く、台湾人でも両者をごっちゃにしてる人が多くて非常に遺憾だ。

私の愛する「餃子の王将」は、ついこないだまでは高雄にしかなくて、台北には進出していなかった。ここへきて、やっと、台湾3店舗めとして台北の統一デパート内に出店してきてくれたのだ。


6月になって、ずっと来たかった餃子の王将に来て食事をした結論は、


ほぼほぼ日本のまま。ウマ!! ラブ!!


で、満足のいく訪問となった。

当日食べたのは、餃子、天津飯、唐揚の3品。

ひとりで多すぎだけど、台北に来てくれたご祝儀だからいいのだ♪ (何様)


まずは餃子!

中の餡の味もほぼ日本のスタイルで、本当に美味しい♪

皮をもうちょっとカリカリにしてくれてもいいけど、まあいいか。

値段は75元。いまのレートで260円弱くらい。日本より若干高いかっていうくらいかな。日本で食べてると思えば、全然OK。

台湾には10個で50元とか60元で食べられる焼き餃子がゴロゴロあって、しかも美味しい店が多いから、台湾人が王将の餃子をわざわざ食べに来てくれるかどうか、っていうのが余計なお世話で心配だけど、3店舗目ってことは、結構大丈夫なのかな。

そして、お次はこちら!! 天津飯!!

台湾って、なかなか日本式中華料理の天津飯ってないのよ!! まじで私はまだ見たことないくらいで。

王将のメニューの中では餃子の次に天津飯が好きな私は、今回、ほぼ日本のままの天津飯が食べられて、思わず感涙にむせびそうになりましたよ。本当に。

玉子のふわふわ感、だしのとろみと味も完璧。これ食べただけでも今回はもう満足。

190元だったけど、台湾にはあまりないと思われるし、一応スープもついてるし、これだけのために食事に来てもいいなと思わせる出来だった。

あ、これでもし、塩だれがあったら、もっと最高かも。

そして、最後は唐揚。

あれ? これは何か、日本と違う。私の食べ慣れてるのはもっと衣感があるやつ。魔法の粉もアレじゃない。

この唐揚は衣がほぼ無い系で、これはこれで美味しいんだけど、「餃子の王将の唐揚」ではないなあ。

しかも3個で110元。うううむ。これとほぼ同じレベルのクオリティの唐揚は、台湾の唐揚チェーン店で食べられる。しかも量は2倍以上だ。台湾人は、そっちに行くような気がするなあ。

どれも美味しくて、満足したのだが、お店全体を見た時には、いい点もイマイチの点もあったのでまとめておこう。


いい点は、

1. 天津飯のクオリティが素晴らしい。ほぼ日本味。

2. 餃子もなかなか、ほぼオリジナルに近い。

3. メニューが豊富。

4. 店がおしゃれ。

5. おにいさん、おねえさんのサービスが丁寧。(お茶出すだけだけど)

6. なんと席に充電コンセントがあってスマホ充電可。


イマイチの点は、

1. お茶出すだけなのにサービス料10%取られる。

台湾に進出してきたファストフード(かつや、てんや、等々)って、みんな店をキレイ目にして、価格も日本より高くて、さらにサービス料とるのが本当納得できない。お茶出すだけのどこがサービスなのか。すきや見習ってほしいわ。

2. 唐揚の香辛料の魔法の粉が日本のあの中毒性があると人気のアレじゃない。なぜ抹茶塩みたいなのにしたんだ。クールジャパン的なおしゃれ狙い??

3. 店がおしゃれなのはいいけど、私が通されたカウンター席の反対側がスタッフがスタンバイしてる作業台になってて、常に頭上に誰かがいて落ち着かない。見下ろされながら食べてるみたいな。しかも目の前にいるのに、お茶のおかわりをわざわざカウンター半周して持ってくるのが、丁寧なんだか無駄なんだかよくわからん。スタッフと向かい合わせにするのはやめてほしい。

こちらがメニュー。

いい点とイマイチの点とあわせてみても、ハード・ソフト合わせて10点満点で7.5点くらいにはなると思う。

台湾の地元の食堂や専門チェーン店にあまりない日本クオリティーの天津飯やラーメンとかを食べるのに、またぜひ来たい。

どうか、いつまでも頑張ってほしい。(切実)



餃子の王将 統一時代店

住所:台北市信義區忠孝東路5段8號(台北統一時代店B2美食街内)

時間:11:00-21:30

交通:MRT市政府駅ビル直結。乗換口からすぐに美食街到着。