野球のルール
軟野の活動が徐々に知られるようになってきたが未だ
野球って何やっているのか分からない、、、
ルールが複雑すぎる、、、
何人でやってるの⁇
と言った意見が多く寄せられる。
そこでより軟野を知ってもらえるように、また野球自体に興味を持ってもらえるように野球の基本的なルールを説明したいと思う。ここで紹介するものさえ知って頂けたら、より軟野の試合が楽しく観られるのではないかと思うので、暫し付き合っていただきたい。
野球の基本
- 両チーム9人ずつで行い、攻撃側と守備側に分かれより多くの点を取ったチームの勝利。
- 攻撃側はバッターを一人ずつ出して、ピッチャーの投げた球を打ち、アウトにならずに1塁、2塁、3塁、本塁(ホーム)を回って戻って来ると点が入る。
- 守備側は攻撃側に点を入れられないよう3つのアウトをとる。
- アウト3つで攻守交代
- 攻守交代が9回(場合によっては7回)行われると試合終了。
グラウンド内の名称
野球のグラウンドはこのように線が引かれており、塁の位置などもこのように決められている。細かい役割は省くが、ピッチャーはマウンドからボールを投げて、バッターボックスにいるバッターがそれを打って1塁から順に回り本塁を目指す。バッターボックスが2つあるのは、バッターが右打ち、左打ちと2通りの打ち方をするためである。ピッチャーから見て右側のバッターボックスで打つのが右打ち、左で打つのが左打ち。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%90%83%E5%A0%B4)
守備位置(ポジション)
守備のチームは以下のように守備位置を決めている。そのため試合中などは名前ではなく守備位置で呼ばれることもあり覚えておくとより楽しめると思う。それぞれの役割はまた別の機会に説明する。
それではここから今まで出てきた単語をそれぞれ説明する。
アウト
バッター(打者)の場合
- 打球がノーバウンドで守備に捕られた。
- 打った後、一塁に着く前にボールが捕られて一塁に投げられた。
(下の画像はこの後グラブからこぼれ落ちたのでセーフ)
ランナー(走者)の場合(バッターは打った後、ランナーと呼ばれる)
- 塁から離れているときに、ボールを持った守備の人にタッチされた。
- 次の塁に行かなければならないのに、それより先に次の塁にボールを投げられた。
- バッターがフライを打って捕られた時に、今までいた塁に戻るより先にボールを投げられた。
(下の画像はボールが来るより早く一塁を踏んでいるのでセーフ)
ストライクとボール
ストライクとはバッターが打ちやすいところを通る球で、ストライク3つでアウトとなる。ボールは反対に打ちにくい球のことでボール4つでフォアボールとなり、バッターは1塁に進むことができる。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/ストライクゾーン)
- 図のようにストライクゾーンを通るボールがストライク、それ以外はボール
- ストライクゾーンはホームベース上でバッターの胸から膝ぐらいの高さ(詳細は省く)
- バッターがバットを振って当たらなかったらストライク
- 打ったボールがファールゾーンに落ちたらファールといいストライクと同じ扱い、ただし2ストライクまではストライクと同じだがそれ以降はストライクとしてカウントされない。
- ストライクとボールの見極めが良いことを”選球眼”が良いといい、これが悪いと打席でベンチから罵られる。
ヒット(安打)
打ったボールがノーバウンドで取られず、バッターが一塁に着くまでに一塁に投げられなかった状態。相手がエラーをするとヒットではなくなる。打球が遠くまで行った場合は1塁に留まらず2塁、3塁へと進んでもよい。この場合2塁打、3塁打と呼ばれる。軟野の公式戦で2塁打以上が打てた場合は次の週の朝刊に載るため部員の新聞購入率が上がる。
ホームラン(本塁打)
打ったボールがノーバウンドでフェアゾーンのフェンスを越えた状態。もしバウンドした球がフェンスを越えたらエンタイトルツーベースと言って2塁まで進める。バッターが相手のミスなく一人で本塁まで帰ってきた時はランニングホームランと呼ばれる。軟野の公式戦では柵越え1本、ランニングホームラン1本が出ている。2本以上打てた人は名誉部員として名が残る。
バント(犠打)
バットを振らずにボールに当てること。バッターは一塁でアウトになりやすいがランナーは次の塁に進みやすい。2ストライクの状態で失敗するとアウトになる。意外と難しい。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/バント)
盗塁
ランナーがピッチャーが投げている間に次の塁へと走り出すこと。キャッチャーが次の塁に投げてタッチアウトにならなかったら成功。脚の速さやタイミングなどが重要。失敗するとベンチのやる気が著しく下がるため、ベンチに帰りにくくなる。
牽制
ランナーは次の塁に進みやすいようにベースから数メートル離れている。これをリードといい、これが大きいと盗塁などがしやすい。そのためピッチャーはバッターではなく、各塁に向かってボールを投げランナーをタッチアウトしようとする。この時に投げる球を牽制球、一連の動作を牽制という。ただし牽制球が逸れて遠くに投げてしまうとランナーは次の塁に走ってしまい一気にピンチになる。
(以下の画像は一塁に牽制球を投げた時、一塁ランナーはタッチアウトされないように塁に戻っている)
(https://ja.wikipedia.org/wiki/牽制球)
失策(エラー)
守備がボールを落としたり悪送球した時に使われる。いわゆるミスのことで、これが多いチームは点を取られやすく負けやすい。重要な場面でエラーをするとベンチに帰りにくくなる他、その後のプレーにも影響する。軟野の試合で見かけたら暖かな目で見守って欲しい。やればできる子たちなので。
以上基本的なものを説明したが、全部理解できていなくても軟野の試合は十分に楽しめると思う。細かなルールなどは近くにいる部員が教えるので、興味が湧いたら是非試合球場へ!