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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

「自己完結」佐古田

2019.06.13 10:00

「自己完結」というもっくんの言葉にぐっとくる。


自己完結。

自分だけで最初から最後まで完結してしまう。

他者が介在しない、存在しない。

自分のみの世界。現実には他人が存在しているが、当人にとって他者は認識できないように物事が進んでいく。独善的、独断的。その場にはいる。しかし、心はそこにはいない。


私は「溺れている」とよく表現する。

川で溺れていたら対岸にいる人の顔はわからない。生き残ることに必死であり、他者の感情を配慮するまで余裕がない。それが自分に執着している状態であり心の中は不安である。心理的盲目状態とも言えるのではないだろうか。それだけの過去がその人にはある。


人間の交流は時に痛みを伴う。

その痛みが「なぜ?」という問いになり、問いが自己に向かったとき人を愛の方角へ向かわせる、他者の存在を発見させる。成熟することにより共感、哀れ、慈しみの感情に至るのではないか。


そんな私も独善に溺れてはいないだろうかと常に自問してみる。