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縁側

2019.06.12 15:00
この間、京都dddギャラリーで

行われていた

本の縁側を訪れた

本という媒体を通して感じる

作者や価値観

まさに、本は出会いの場である


「一冊の本がきっかけでいろんな人と出会い

いろんな言葉に出会ってきた

見知らぬ人と出会う縁側のような存在」


装丁家 矢萩多聞さんはそう綴っていた


そんなイベントで面白かったのは

人間と本を繋ぐのは

紙という媒体


という事で

世界の紙作りをテーマにした作品があった

そのような価値観ってなかなか

芽吹かないなと非常に心を打たれた


ただ、この縁側という言葉


最近 ぱったり見なくなったと思う


昔は祖父母の家で

足をバタバタさせながら

棒アイスを舐めていた


日本でしか味わえない光景であったと思う


ちなみにこの後

d&department 食堂 KYOTOを訪れた


そこには

縁側が広がっていた

先程のイベントの件もあり

真っ先に座り込んだ


縁側に腰掛け珈琲を頂く

テラス席と違って

スマホを弄る気にはならず

本をよんでいた


知らない人と横一列に並びながら

まったりとした空間を共有できる

縁側にはそんな時間が流れていた