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生活の中のプラスチックのこと

2019.06.13 12:16

https://www.afpbb.com/articles/-/3229671

私が竹の歯ブラシを使うようになったのは、

「プラスチックの歯ブラシが土にかえるまでに4000年かかる、だから少し高くても土の帰る素材のものを選びましょう」という海外の動画を見てからのこと。


その動画を見るまで、歯ブラシはプラスチックが当たり前だと思っていました。

だけれど、木の歯ブラシがあると聞いてすぐにリサーチ。

木の歯ブラシがあると知った以上、

「自分にとって安いものの方が得だから」という理由だけで、プラスチックの歯ブラシを選ぶということは自分にはできません。


まずは家族の分を竹の物に変え、さらに周りの人にも知ってもらって使ってもらえるように販売分も準備しました。


これが当たり前になったらいい、あることを知れば、地球のためにこちらに移行しようと思ってくれる人はきっといるはず!

歯ブラシがプラスチックであることにそこまで固執している人はいるはずないのだから。


そんな思いで。


予想は的中!


ヨガ的な生き方をしている方、地球環境のために持続可能な選択をしている方達がすごく喜んで買ってくれました。


「こんな選択肢があったんだ!」


と。


この動画を見て、その気持ちはさらに強くなりました。

ここまで身に迫る深刻な事態になっていたのですね。


世界各地では、プラスチック禁止が当たり前になっているところもあります。

私たちは暮らしのベーシックを考え直す時期に来ています。


それは他人事ではなくて、自分が使い排出したゴミは必ず自分の元へ帰ってきます。

飲み水から、作物から。


私たちももっともっと生活を見直して、選択肢を吟味していかなければと思っています。


そして、やはり、こういう選択肢をもっとちゃんと紹介して伝えていかなければいけないなと思っています。


竹の歯ブラシは健康のためでもファッションでもなくて、

私たちがお世話になっている地球のためにできるせめてもの小さな思いやりです。

そして当たり前のアクションです。


ついでに言うと、草木染めのお洋服や、手織りのお洋服、化学処理をしていない木の食器も

そのような思いから販売しています。


使う人が地球にとって少しでも優しい循環の中にいられますように。

私がその循環のお手伝いをできますように。


そういうエネルギーの循環のお手伝いをすることは、私にとって踊ることと同じなんです。

踊ることの一部なのです。

それを無視した途端に踊れなくなってしまうんです。

生きることが踊ることとずれてきてしまうんです。




ちなみに我が家では竹のストローを家族分持ち歩いています。

日本では古いプラスチックストローもなんども使っているのでなかなか出番はありませんが、インドではよく使っていました。


ちなみにタイやインドにはヨガをする人が多いので、持続可能なスタイルを実践している方が多く、お店やカフェでも竹のストローがよく売っていて、値段は高くてもそちらを選択することができます。

竹の歯ブラシもスーパーで売っています。

もちろんプラスチックよりは高いですが、そちらを選択する人は多いです。


当たり前の選択肢の中に竹の歯ブラシが入って行きますように。