米国の覇権を抑止し始める中露・・・
2019.06.13 23:31
田中栄の国際ニュース解説
【転載開始】
■米国の覇権を抑止し始める中露
【2019年6月13日】
習近平がロシアを訪問してプーチン
との結束を誇示した。
これは「トランプが米国の覇権を放棄
するなら、中露が米国以外の主要諸国
を誘って、経済と安保の両面で、米国
抜きの国際協調的な新世界秩序・多極
型覇権体制を作ろう」という宣言だ。
経済面では今後、米国から経済制裁や
懲罰関税を課せられる諸国に対し、
中露が「対米従属の経済構造をあきら
めてこっち側と協力しませんか」と誘う。
安保面では、イラン核問題、パレスチナ
の中東和平、北朝鮮核問題など紛争解決
の主導役を、米国に任せず露中が手が
ける傾向が増す。
【転載終了】
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反米国と軍事・経済で圧力を受けて
従っている国が結集する可能性はあり
ますね。
基本的に、最後まで米国につくのは、
日本、サウジ、イスラエル、カナダで
しょうが、サウジもイスラエルもロシア
に接近しているので分かりませんね。
決局、最後に取り残されるのは、日本
だけですかね。