心ころころ・前世、過去世とは何でしょう?
実りつつ溢れ大判草となる 高資
Lunaria —
fruits are turning to silver coins
in the breeze Taka
光明山宝蔵寺
この奥には芭蕉の句碑「面白し雪にやならん冬の雨」もあります。宇都宮の名刹です。https://ja.wikipedia.org/wiki/宝蔵寺_(宇都宮市)
炎帝にうつぶす油圧ショベルかな 高資
うつぶすときは立ち上がる時かもしれません。そう祈らずにおれません。
臍の緒は海に夏の日昇りけり 高資
Summer sun is rising
the umbilical cord from the Pacific Ocean Taka
三千を見渡す深山茜かな 高資
Beyond the lotus leaf
a dragonfly fixes her eyes on the universe Taka
臼井ミカオ氏が属した天台の教えである座禅「シカンタンザ」(弛緩端座?)で3千を見渡すことが可能となるのでしょうか?仏の台座が蓮であるのも面白いですね。肩の力を抜いて、緊張を緩め、防衛を捨て去れば心の眼が開くのでしょうか?
「シカンタンザ」すれば 我々が深く自然の姿に行き着くことこそ光明の域に、
光明とは仏教の用語である霊(精神、宗教)的な光のことです。http://melma.com/backnumber_122833_894335/ 癒しのレイキ通信より
「シカンタンザ」は只管打座と書き
(一般的には「しかんたざ」と読みます)禅系の曹洞宗の言葉です。
意味は とにもかくにも座る(座禅する)徹底的に座禅をすると言うことです。と書いてありました。
思春期、私は生きる意味ばかり問い続けました。 ある理科の教師が「命の営みはリトマス反応のようなものだよ」と言ってのけました。その時はショックでしたが今はわかる気がします。心は反応ですから。そしてエネルギーですから。
心と魂は違いますね~ 魂はセルフといわれる選択の主体・吾 。心は「ころころ変わる連続的なエネルギーの流れ」であり現象世界への反応と言えそうです。ニュートラルに生起する現象世界にどのように反応するかは千差万別です。(唯識論・一人一宇宙)心は吾が生み出すもの。想念とも言えます。自分の思考パターン、セルフイメージ、感情、記憶、などなど~~
そしてこれらは心のアンカー・人生脚本・ドライバーとなり自分を縛り続けます。過去と未来に縛られ今を生き難くします。心に操られないで心の主になりましょう。心は吾ではないのだから。
一指李承憲@ILCHIjp
あなたは悩みがなくなることを望んでいますか?悩みがあることを悩まないでください。悩みは成長の足がかりです。心の平和とは、すべての悩みが消えた状態ではありません。真の心の平和は、悩みを受け入れる姿勢から来ます。
前世、過去世とは何でしょう?
私たちの身体を作る細胞には遺伝情報の継承と発現を担うDNAが存在することは誰もが知るところです。
人類の祖先をずーっと遡って行くと限られた人数の共通祖先に行きつくこともよく知られた事実です。
また すべての存在(身体)を形作る元素・エネルギーは 絶えず循環し続けています。
以上の3点からDNAの遺伝情報には 集合無意識の情報が眠っていると考えられます。
DNAの遺伝情報に 集合無意識の情報が眠っていると考えれば 歴史上の一人の人物を 過去世とする人が沢山現れるという不思議なことも大納得できます。
マリーアントワネットを過去世とする人に数人出会ったことがあります。
その一人に占い師の女性がいます。
彼女は占い師としての誇りを抱きながら、占いを続けることの恐怖を訴えます。
セラピー場面で出てきた彼女の過去世記憶は「魔女狩りに会って死刑になった魔女」と「マリーアントワネット」でした。
古代農耕民の集落では 天体を占うものが長になり、王になったといわれています。
王家は占い師の家系であるとも言えます。
無限にある集合無意識の情報の中から 「占い師としての葛藤を抱いている現在」が 観る必要のある情報として 共鳴したもの・引き寄せたものが「マリーアントワネットという過去世」でした。
現在の私がいて、その私は色々な思考体系を持っています。
自分を制約する思考体系の中から不適切な信じ込みをクリァリングしようとするとき
そのような信じ込みを持つようになった(限定された)過去世の自分が浮上してくることに
なります。
「過去世、マリーアントワネットであった」事実はどうでもよく、今の自分を癒す情報として 集合無意識の情報から選んだものが「マリーアントワネットという過去世」だという意味です。
ブッダが言ったように、「今のあなたはかつてのあなたであり、未来のあなたは今のあなた」です。
パドマサンバヴァも同じく言っています。
「過去世の自分を知りたければ、今の自分の状態を見ることだ。来世の自分を知りたければ、今の自分の行ないを見ることだ」。
ですから現在を癒せば過去が癒され、未来も癒されることになります。
「今ここ」を大事にしませんか