ちょっと待って!その場合バイクカバーいるよ!】
車庫保管の盲点。田舎だとこんな事が起きます!
バイクを購入する際に、カーポートや屋根がないところにバイクを停車させておく時があります。この場合、ほとんどの方がバイクカバーをバイクと一緒に購入されていきます。では田舎の場合・・・「うちは車庫があるから大丈夫!」とよく会話の中で聞かれます。しかし!ここからがホントに聞かなくてはいけないこと。うちは農家ですか?大型犬飼ってますか?
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
これは今までのバイク屋としての経験したお話です。まさか!!となるお話なんですが、実際に起こった出来事です。
「うちは車庫があるから大丈夫!」
だからバイクカバーは必要ない!と会話の中ででてくることがあります。
「あっ・・・そうですか」
と会話を終わりにしたら実はダメダメです。
ここでさらにバイク乗りのお客さんの状況を確認しなくてはいけません。ここから僕が聞くのは、「おうちは農家やってますか?「大型犬は飼ってますか?」と聞きます。実はこれ、バイクのフロントフォークのオイル漏れの原因となった事案なんです。
✓農家でお米を作っていた事例
桑名は田舎です!ということで農家でお米を作っているおうちが結構あります。だいたいそんなおうちは大きな車庫があります。トラクターや農機具をしまっておくために。そんな時、実はお米のもみ殻が結構曲者なんですよね。ある日、フロントフォークからオイルが漏れました。まぁお客さんは新車で買ったバイクが半年くらいでオイル漏れたら怒りますよね?実際にバイクを引き上げて修理しようとフロントフォークを分解したら・・・なんと!フロントフォークからお米のもみ殻がでてきました(笑)まさか・・・でしょ。見たボクもまさかでしたね。
✓大型犬を飼っている事例
たしかゴールデンレトリバーみたいなワンちゃんだったかな。これも同じくフロントフォークから急にオイル漏れ。しかもかなりの高額バイクであります。もうお客さん激怒!引上げしてこれまたフロントフォークを分解したら・・・展開はわかると思います(笑)案の定フロントフォークからワンちゃんの毛!毛がでてきました。ワンちゃんでも犬種によって毛が固い子っていますよね。そんなワンちゃんがバイクの側で遊んでいて・・・ということなんです。
実はバイクカバーで防御できる事例なんですよね。そのあと、バイクカバーを購入してもらい、案の定フロント
フォークからのオイル漏れが止まりました。
いろんな経験を元に、バイクの環境を確認していくのもお仕事の一環なんです。20年この仕事をしていると、いろんなことが起こりますね(笑)
カワサキプラザ桑名 (株式会社今西マシーンテクノ)
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