屋久島修行記 1日目

2019.06.15 05:00

優美と佳代の屋久島修行記

2013.9.10~9.16



今から約6年前、大学生の時の夏休みに、

相方(優美)の家で私たちの大好きなコナンの映画を観ながら、

ふと交わした会話が、私たちの屋久島修行の始まりでした。

 

K:「夏休み長いけん、なんかしたいんよね~」

 

Y:「いいね!修行とかどお?」

 

K:「最高!!!修行しよう!!」

 

なぜ一発目に“修行”の言葉が出てきたか分からないが、さすがアスリート。

私もそういった冒険心くすぐられること大好きだったので、即決定!

 

すぐに私たちは、修行が出来るところを探すためネットで調べることに。

 

意外にも修行するところは日本中にたくさんあり、どこがいいか見ていると・・・・

 

『 屋久島 』

 

なんだかオーラを感じ、私たち二人は、屋久島に呼ばれている気がしました。

(本当にそう感じたんです…!!)

 

二人とも一致で修行場所は屋久島の山奥にある『芙蓉寺』となりました。

すぐに連絡を取り、申込をし、修行までの計画を立てることに。

 

まずは、初めての屋久島へのアクセスから。

 

その時は福岡に住んでいたので、福岡から鹿児島まで新幹線で行き、

鹿児島から屋久島まで、フェリーで。

 

何をするのかよくわかってなかったけど、とても楽しみでした。

これから何が待っているんだろう…わくわく。

 

 

【修行一日目】

屋久島の港で今回修行でお世話になる師匠(道林さん)と待ち合わせ。

そして、今回の修行の場所『芙蓉寺』へ向かいました。

 

向かう途中の道は、道と呼ぶにはふさわしくない道で、

アトラクションに乗っているかのような揺れを感じつつ、木々の間を抜けながら

車の傷なんか関係ないと言うほどにガンガン進んでいきました。

 

とにかく急斜面でこんなところに本当に寺はあるのか・・・?

というくらい山奥に、ぽつんとひとつのお寺がありました。

 

 


師匠の道林さんが、一人で建てたお家らしい。ここから少し離れたところにもう一つ家とお寺があります。


中に入り、一週間の流れを説明され、唖然。

「天気が良い日に、山で一泊な。」


師匠の道林さんから一言。

しかも、九州一高い宮之浦岳に登って自立心を鍛えてこい。だって。


ほほー。これが修行か。


元々アクティブなことは好きでしたが、本格的な登山は初めてでした。


登山道具も何も持って来てなかったけど、頑張って登ります。

 

早速、修行開始。

 

まずは、薪割りから始まり、夕食作り。

 

道林さんに教わりながら、炎の燃える中、汗だくになりながら夕食を作りました。


(↑キッチンはこんな感じ)


初日の夕食は、

庭で育ったゴーヤとヘチマ、その他いろんな野菜の炒め物、

お味噌汁とカチカチのご飯。

いただきます。


なんでこんなにカチカチのご飯なんだろうと思いながら、お味噌汁で流し込みながら完食。


修行っぽい食事でした。

(好き嫌いそんなにないけど、正直もう食べたくない・・・笑)



そして、夜の坐禅。

19:15~21:00までの1時間45分。

これがこれが・・・非常に辛いものでした。

じっとしてるのってこんなにも辛かったっけ。


何か考え事をしようと思ってたのに、そんな余裕もない。


坐禅、恐るべし。


そして、21:30就寝。


つづく