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落語家・柳亭市寿 WEB

上野四日目

2019.06.14 14:59

午前中、所用で足立区綾瀬へ。

駅前の山下書店、オススメコーナーに



『落語家、医者に頼らずがんと生きる』

柳家三壽著


良い場所に有難うございます!


6/28(金)

出版記念落語会@三省堂書店神保町本店

にも是非足をお運び願います。


詳しくはコチラ


本日の高座は「黄金の大黒」。

玉の輔師匠に

開口一番のセリフ

「私住まいは麻布十番(寿伴)は受けてるか」

と問い掛けられ

首を縦に振れぬ自分。

これは改善の余地あり、今日の宿題です。


二ツ目になって変わるのが

まくらを振って良いということ。

前座時代は基本的にすぐ噺に入ります。


まくらとは何なのか、、、。

噺の世界に入っていただく為の雰囲気作り、

噺を聞くうえで必要な情報の前フリ、

アイスブレークや自己紹介。


人によって理由は様々ですが

そのあらゆる選択肢が自分に委ねられる。

最初の一言から始まっている。

いや、高座に現れたその姿から、

もう表現は始まっているのです。。。


と、考えてみても

高座に上がるときには

もっと色々の事を考えなくちゃならない!

と同時に何も考えられない!

くらいに刹那的。


とにかく結局日頃の積み重ね。


現在、新しい噺を仕込んでおります。

日の目をみるまで、また稽古稽古です。