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平成三十年度JOCスポーツ賞にフィギュア・紀平梨花ら十三名|オリンピックコンサート 二〇一九

2019.06.16 00:10

【スポーツ報道】 日本オリンピック委員会(JOC、会長:竹田恆和)は、令和元年六月十四日に東京・有楽町にて『オリンピックコンサート 二〇一九』を開催した。六月二十三日のオリンピック デイを記念し、全世界で行われているオリンピック デイ イベントの一環だ。JOCは平成九年より主催。本年はコンサート内で初めて「JOCスポーツ賞(平成三十年度)」の表彰を行った。


本年のテーマは「輝く夢に向かって!」。昭和三十九年の東京オリンピックを起点に数々のオリンピックを巡る感動のドラマを当時の映像を踏まえて巨大スクリーンに映し出し、フル オーケストラの演奏に編集を合わせた。曲目はジュゼッペ・ヴェルディ(癸酉)の歌劇「運命の力」序曲やピョートル・チャイコフスキー(庚子)の幻想序曲「ロメオとジュリエット」等。特別ゲストにはレミオロメンの藤巻亮太(庚申)が招かれ、「3月9日」「粉雪」「もっと遠くへ」の三曲をオーケストラ アレンジで歌い上げた。


昨年度のスポーツ賞を受賞したアスリート及びオリンピアンは、以下の通り。


フィギュア・梨花選手(壬午)も東京オリンピックに注目。「(冬季)北京オリンピックで優勝する事が夢なので、これからも一年一年成長できる様に頑張りたいです。」と抱負を述べた。梨花選手は報道現在で十六歳。またテニス・なおみ選手(丁丑)はビデオメッセージを寄せていた。


選手ではないが、女性のスポーツにおける地位向上や参加促進に貢献したとして「順天堂大」女性スポーツ研究センタの小笠原悦子センタ長(写真上)が「女性スポーツ賞」を受賞。平成十年にスポーツに関わる女性の為の組織「NPO法人ジュース」を立上げ、悦子センタ長が理事長を務めている。女性のアスリートに対し、「男性女性という(隔ての)必要がなくなるまで、まだまだもうちょっと努力しなければならない、という所にあります。特に指導者レベル、役員レベルという所が、まだまだ女性が少ないのですね。」と熱を込めて話した。


撮影記事:金剛正臣