Korea Race&Trip
旧トレックチーム時代の韓国のお友達、サンフン。彼から急に韓国に来ないか?と誘われて行ってきました。彼は元選手でワールドカップもいくつか転戦していた選手。けど、三年前に引退し、今はTeamAsiaProjectという日韓共同チームを立ち上げ、ジュニア選手育成を主に目指し、頑張っていました。韓国で滞在中、サンフンと沢山話しました。レースを引退した彼は少し寂しそうだけれど、次のステップへという意志が感じられました。僕自身のことも話し、最後に、応援してるからと言ってもらえました。もちろん、僕も彼を応援していますが、僕は彼と常に一緒の舞台のつもりが、サンフンだけ引退したからと一線を引いてくれていたのが少し寂しかったです。
韓国ではたくさんのことを経験しました、今までは高校生の時の遠征と2012年くらいのマウンテンバイクアジア選手権以来の韓国でした。今回はプライベート感が強かったので、生の韓国をようやく見れた気がしました。不思議な国だなぁと思いましたが、、なんでもかんでも身体にいいってことで滋養系ばっかでそんなに栄養つけてもう死ねへんくなるで、と思うほどでした。。ま、楽しかったです。
では、ブログを東洋フレームより転載します!お写真多めです~
突然ですが、、 TeamAsiaProjectさんから招待を受け 韓国に行ってきました。TeamAsiaProjectの監督?になるのかなぁ、韓国人のサンフンさんが急に韓国のレースに来ない?と誘ってくれ、どんなレースかもわからないまま、とりあえず二つ返事で行くことに。日本からは僕の他に2名、TeamAsiaProjectの神永君とTeamScottJapanの一成君。2人とも若いし、どうしても引率感がでてしまうけれど、まぁみんなで楽しく5日間の韓国遠征へいってきました。
韓国について、サンフンと合流。この日は、ウナギ焼きをごちそうになり、日本で流行ってるらしいゴンチャのタピオカを飲む。
2日目はソウルから約3時間移動して、Wonjuという街へ。昨日、今日と雨だったけれど、Wonjuについてからは晴れて、軽く1時間のスピンライド。田舎の街だったけど、人はみんなやさし~
3日目はコースの試走へ。韓国のジュニアの選手と一緒にみんなで走りました。日本の若者2名は登りで軽快に飛ばしていましたが、道も知らんのに先に行くからコースを間違えてどっか行きました。けど、まぁ安全そうだったし、放置。僕は韓国の若い子達とある程度固まって、しっかりコースを確認しました。コースは20kmの大周回。レースではそのコースを1周。コースは登坂が多く、登った以上に下りが少なく感じる不思議なコース。錯視ちゃう?ってほどの損な気分満載でした。
4日目はレース!20km一周でフィードも何もないので、とりあえず、脱水症状になったら嫌だからボトル2本積んで、招待頂いたのにゴール出来ないと意味ないのでサドルバッグつけて、工具持ってスタートラインへ。エリート、ジュニア、マスターズ、その他たくさんのカテゴリー分けがあったけれど、みんなで一斉ローリングスタート。ぼくはとりあえず張り切って先頭で走っておきました。でも、リアルスタート後、登りが超絶しんどくて、ふらふら。体調不良だと思いたいぐらい。。。ジュニアやマスターズの選手にも抜かれ、、、それでもとりあえず、前へ前へ。登り区間が終わり、下りで快調に飛ばす。特にトラブルもなく、ゴール前3kmほどの舗装路へ。下りで2人ほどのパックに追いついたので、とりあえず、先頭固定でゴールまで。舗装路は得意なので、軽快に飛ばして、ゴール。
とりあえず、招待していただいた方にあまりに走れてなかったので平謝り、すいませんと。そして、表彰式まで時間あるとのことなので、僕はもう表彰圏外確定のつもりで着替えて、のんびり待ってたら、表彰式前になって、僕がエリートクラス3位と言われ、そんな馬鹿な、、、と言いつつまぁラッキーということで、、急いで上だけ着替えて表彰式へ。エリートの選手はほとんどパンクで消えていたようで、安全に攻めてよかったと一安心。そして、最後の舗装路でぶっ飛ばしてよかった。
一成はジュニアクラス1位、神永君はエリートクラス2位、僕はエリートクラス3位。招待頂いたみんな表彰台に乗れてよかったです。ま、僕が足を引っ張っていたのですがね!
ScottKoreaの方にブースを貸していただき、手厚い環境でレースに挑ませてもらいました。僕以外全員スコットバイクの中、すいませんという気持ちでした、、どうもありがとうございました。
そして、招待してくれたサンフンと!ありがとう!
レース後はソウルに戻り、焼き肉を頂き、5日目はフライトまで時間があったのでアウトレットに連れて行ってもらったり、観光させてもらい、日本へ帰国しました。
気軽に韓国に行くと決めた今回の韓国遠征でしたが、想像していた以上に一緒に行った若い選手との時間も、サンフンやその他韓国の選手とのコミュニケーションも、とても良い時間でした。東洋フレームとしてより、竹之内悠としての色が濃い遠征でしたが、今の僕のこの活動スタイルだからこそさせて頂ける貴重な時間だったなと思います。
また招待していただけ、もしまた僕でできることがあれば喜んで行ってきます。
最後に、 サンフンが今回の遠征をブログに書いていただいてます。 招待された日本選手のインタビュー動画もあります。 下記URLから是非、こちらもチェックしてみてください!