【ディスクプレートは消耗品です♪】
ブレーキパットは消耗品とお話すると納得してもらいやすい部品ですが、ブレーキディスクプレートは消耗品とお話してもなかなか消耗品としてのなじみがない部品の一つかもしれませんね。バイク乗りのバイク人生の中でブレーキディスクプレートを交換する人はあまり多くないから。けどブレーキディスクプレートは消耗品という認識をもってもらった方がいいと思います。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
今日の整備の中でNinja250Rのブレーキディスクプレートを実施しています。ブレーキパッドの交換はなじみが多いのですが、ブレーキディスクプレートを交換ですね!とお話すると「えっ?交換が必要なの??」とよく言われます。
実はブレーキは簡単に解説すると
ブレーキパッド(鉄)とブレーキディスクプレー(鉄)どうしが挟み込まれてブレーキをかける仕組みなんです。(と言っても材質はちょっと違うけどここではわかりやすく説明しています)パットはできる限りブレーキディスクプレートを傷めないような材質を使用していますが、どうしてもお互いが干渉しているのでブレーキディスクプレートも減っていくものなんです。
そして使用限度を超えるとブレーキディスクプレート交換となるわけです。
ブレーキディスクプレート交換の状況とは?
✓走行距離がかなり走った時に交換(目視で確認)
走行距離がかなり走った時にはどうしても交換です。厚みがなくなりブレーキタッチが深くなっております。
✓ブレーキディスクプレートが過度の使用により波打っているときに交換
サーキットでの走行会などで、バイク本来の楽しさ爆発させたときに使用限界点にきてしまうとブレーキをかける時の高熱によりディスクが曲がってしまうことがあります。まぁすごい乗り方しないとなかなかならないけどね。
✓ブレーキパッドの減りに気づかずにまさに鉄と鉄で削りはじめてしまった時
ブレーキパッドのシュー(ディスクに当たる部分)が完全に使用限界点を超えてもなお使用していた時に、まさに鉄と鉄が削りあいを繰り返してブレーキディスクプレートを傷めてしまった時。
いろんな現象がありディスクプレート交換は実施されていきますが、まぁ多分一番多いのが3つ目のチェックのところだと思います。
ということは、きちんと定期的に点検をしていると防げたりできるのです。定期点検をした方が、多分バイク乗りにとってはお金の出費が少なくなるのも事実だと思います。
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