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Yoshiko ”yoppi” from NY

CDをリリースするまで4-仲間②

2019.06.17 01:17

さて、CDをリリースするまで第4弾、レコーディングが終わってからずっとお世話になった仲間を紹介します。


レコーディングが終了すると、次はミキシング&マスタリングという作業にかかります。ミキシングとは、レコーディングで撮ったデータをもとに、良い録音を繋ぎ合わせたり、ピアノと歌の音量を調整したり、音質を向上させたり、声にエコーなどエフェクト(効果)をかけたりします。つまりは、お料理してお皿に乗っけてくれるまでの作業です。 


そしてそのあとはマスタリング。お料理してお皿に乗っけたものを綺麗に盛り付けしなおして、コース料理の一つとして他の料理と調和しているか、お客様に出す前に最終調整をする、そんな感じの作業です、わかる笑?


この作業を誰にお願いしようかなと、後ほど登場するTerry爺に相談した時に、是非紹介したい人がいる、と、女性エンジニアを紹介していただきました。それが「めんたん」です。


めんたんは、もちろん本名ではありませんw 私のアルバムを購入いただいたらそこに名前は載ってますが、SNS交流場ではめんたん、と昔飼っていた愛猫の名前を使ってますので、ここではめんたん、と言わせていただきます。


めんたんは生粋の音楽エンジニアさんで、バリバリ業界の最前線で働いたけど、今は病気療養中です。私がミキシングマスタリングお願いすることで、無理をしたり、体調が悪くなったりしないか、とても心配しました。 でも、彼女は快く引き受けてくれました。絶対に無理をしないでねと伝えました、でも私も頑張る彼女に過度に体調を気遣うことはやめようと、決めました。


それからは日本とアメリカ、国を超えてメッセージでやり取りの日々。これはどう?こっちは?ちょっとチェックしてくださいー、と、ポコっと音源は送られてくるたびに、よし!と気合い入れて聴いて、思ったことをそのままに伝えました。


彼女のすごいところは、まずこのCDをどういう風にしたいのかを聞いてくれて、歌詞を大切に曲ごとにドラマとストーリーがあるのでそれを表現したいと伝えたら、何度も何度も歌詞を見返し、曲に込められた想いを紐解き、それに合う音を見つけてくれた事です。


だからと言ってそんな簡単に曲に合う音なんて見つかるはずありません。彼女が送ってくる音には試した分だけの数字が書いてあるのですが、それぞれの曲、100回以上のミキシング作業をしてくれてます。それくらい試行錯誤して、音を追求し続けてくれました。


そして、ハモり、これはレコーディングで間に合わなかったので自宅の地下室で録音したのですが、当時は寒い季節で地下のボイラーの音がゴゴゴと響く中で入れたハモりパート、、、これ使える?と送ったら、、、めっちゃめちゃ努力して綺麗に整えくれました涙 ありがとう。。 


1月にレコーディングして2月に音源を渡し、つい先週の6月の入稿期限ギリギリまで、本当に何度も何度もメッセージのやりとりを重ねて、最高のお料理をしてもらいました。

さて、そしてもう1人、めんたんとともに一緒にプロジェクトを進めくれた大切な仲間、Terry爺さんを紹介します。youtubeのリンクをつけましたが、この人です。


彼もまたSNSで偶然出会った1人です。ひとめ(1音)で、あ、この人プロだ。とわかるくらい、ちょっとレベルが違う、素晴らしいキーボーディスト、でもどこか頭のネジと一個外れているような(失礼w)お茶目で可愛いおじさまでした。 

↑こんなのを送りつけてきたり笑



CDを作ろうかなと決めてどうしたらいいか相談したのも彼だったし、そしてお忙しい方なのに親身に相談に乗ってくれて背中を押してくれたのも彼でした。めんたんを紹介してくれたのも。 ただ、相談やメッセージのやりとりの合間に8割関係ない話が挟まれるんですけど笑 この3人のメッセージは、作業が煮詰まった時も常に笑いどころのあるやりとりが挟まれ、励まし合い、よくするためにどうしたらいいかアイデアを出し合う、最高のチームワークでした。


そしてこのTerry爺さま、謎多き方ですが、かつて音楽/メディア制作に携わっていた、プロの方です。そしてyoutubeサイトをご覧頂ければと思うのですが、素晴らしくエレガントで上質なキーボードを太ーい指で魔法のように弾く方です。 超略歴をこの文章の最後に載せます。突っ込むともっともっといろんなすごい事が出てきますが、今この場で言える事は、Terry爺はこういう方、という事です:-) 


Kanaとのリハーサルで、数曲ピアノデュオでは音の厚みが足りない曲があると感じ、ここにTerry爺の音が欲しいと、ストリングスをお願いしました。


彼のすごいところは、音源を聴くときはファーストインプレッションが大事だから、と言って、音源を聴く姿勢をきちっと作った上で聴き、そして感じた必要な音を探す、ということです。 そのおかげで、一つお願いしていない楽曲も「フルートの音が聴こえる!」と、めちゃくちゃ可愛いフレーズを足してくれて、更に可愛らしく楽曲を仕上げてくださ理ました。 


お願いしていたストリングスは、タイトルにもなったThe Love Song、そしてもう一曲、これは後ほどまたご紹介しますが、 どちらも、後ろに交響楽団いますか?というくらい、素晴らしいハーモニー、素晴らしい音色のストリングスが入りました。早くお届けしたい!


CD音源制作に関わってくれた仲間はKana、ピーター、めんたん、Terry爺、この4人です。あ、楽曲提供してくれたYMくんも。それもまた今度。チームよっぴは全てがちょうどよく、全てが期待以上の結果を残す事となりました。 本当にありがとう。本当に大好き、私みんなで一緒に住める(え?嫌だってw?) 。


Terry爺さまとめんたんは、この後のジャケット制作、そして販売についてもたくさんお手伝いしていただいたのですが、それは次回に書くことにします。



Yoshiko”yoppi” 


🔊Terry爺の超略歴ー🔊

3歳よりクラシックピアノを習い始めると同時に、真空管からトランジスタへ変遷の時代に育つ。

ラジオ局の送信所にバイトで入ったことをきっかけに以下のような制作関係の職歴を経ている変わり者。


某AM局にて高周波技術職(電波)、弱電低周波技術職(音声)、演出職(ディレクター)、制作技術職(テクニカルディレクター)、某TV局にて演出職(ディレクター)、制作技術職(テクニカルディレクター)、某プロダクションにて制作職(プロデューサー)、某レコード会社にて演出職(ディレクター)、制作技術職(テクニカルディレクター)、編曲職(アレンジャー)、奏者(ピアノ)、某FM局にて演出職(ディレクター)、制作技術職(テクニカルディレクター)


これら制作とは別に、20代半ばより某企業を生業としてきたが、その中身も支離滅裂。


某企業にてCGデザイナー、インターフェースデザイナー、医療ITエンジニア、医療従事者、航空ITエンジニア、某アビエーション団体にてフリートアクティビティーテクニカルマネージャー


現在は日本の某企業で医療関係に従事すると共に、総務省某審議委員会WG委員等、デタラメな人生を絶賛謳歌中


十数年前より、全く触れなくなっていたピアノを少しずつ弾き始め、USTREAM、Stickam、ニコ生、TwitCasting、nana等で投稿、配信を始め、ふざけたキャラクターに同調してくれる変わり者仲間を探している。